離乳食のそら豆料理を子供の月齢ごとにご紹介

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新鮮さが第一のそら豆ですが、離乳食にも活用することが出来ます。もし、新鮮なそら豆が手に入ったら、お子様も食べられるメニューで家族一緒に頂きませんか?月齢にあわせたメニューをご紹介します。

ポイント

そら豆の主成分はでんぷんですが、たんぱく質、鉄分、ビタミンB1、B2、食物繊維なども多く含みます。とくに鉄分は、ゆでたときの可食部100gあたりの含有量が2.1mgと、野菜のなかでもトップクラスです。(ちなみにゆでたほうれん草の鉄分含有量は同0.9mgです)ただし、そら豆の鉄分は吸収されにくいため、ビタミンCやたんぱく質源と一緒に摂取して吸収率を高めましょう。
鮮度が落ちるのが早く、美味しく食べられる期間は短いですから、新鮮なものを選びましょう。豆はさやから出すと鮮度が落ちますし、ビタミンB群は紫外線に当たると分解されやすい性質があるため、なるべくさやつきを買いましょう。さやは収穫してから時間が経つと黒く変色します。さやがきれいな緑色をしていて、背の部分が茶色に変色していないものほど新鮮です。
おいしくたべるためには新鮮さが何より大切ですから、買ってきたら日を置かないで調理します。豆はさやから出すとすぐにかたくなり、味も落ちてしまうので、さやつきのまま保存します。真夏意外は冷蔵庫の野菜室にいれなくてもかまいません。調理する直前にさやから取り出し、さっと洗いましょう。離乳食用にはやわらかくゆでて、薄皮をむきましょう。使い切れなかった分はさやから出してゆで、冷蔵庫に保存します。これも1両日中には使いましょう。

初期(5~6ヶ月)そら豆のポタージュ

材料:そら豆 10g 溶いた粉ミルク 大さじ1 野菜スープ 大さじ2
①そら豆はさやから出し、熱湯でやわらかくゆでる。
②ゆであがったら冷水にとり、薄皮をむき、裏ごしする。
③②を鍋に入れミルクと野菜スープを加え、弱火にかける。
④よくかき混ぜながらひと煮立ちさせる。
※ミルクとスープで優しい味のメニューです。

中期(7~8ヶ月)そら豆のつぶし煮

材料:そら豆 15g じゃがいも 10g だし汁 2/3カップ しょうゆ 少々
①そら豆はさやから出して、ゆでて、薄皮をむく。
②じゃがいもは薄いいちょう切りにする。
③鍋にだし汁、①、②を入れて中火にかけ、そら豆とじゃがいもがやわらかくなるまで煮る。
④しょうゆを入れて味付けし、ざっとスプーンでつぶす。
※だし汁が加わり旨みがアップします。しょうゆは風味付け程度にしましょう。

後期(9~11ヶ月)そら豆のクリーム煮

材料:そら豆 20g にんじん 5g バター 少々 小麦粉 少々 牛乳 1/4カップ 塩 少々
①にんじんは型で抜くか、8mm角に切り、やわらかくゆでておく。
②そら豆はさやから出して熱湯でやわらかくゆで、薄皮をむく。
③鍋にバターを溶かし、小麦粉を加えて弱火で焦がさないように炒め、よくなじんだら、牛乳を少しずつ加えて混ぜる。
④③に①を入れて煮る。やわらかくなったら②を加えてさっと煮、塩で味付けする。
※ビタミンCとたんぱく質で鉄分が補えるメニューです。

完了期(12~15ヶ月)鶏肉とそら豆のスープ

材料:そら豆 20g 鶏肉 20g 玉ねぎ 10g トマト 20g 片栗粉 少々 サラダ油 少々 塩 少々 野菜スープ 1/4カップ強 水溶き片栗粉 少々
①鶏肉は小さいそぎ切りにし、塩をふってか片栗粉少々を軽くまぶす。
②そら豆はさやから出して熱湯でやわらかくゆで、薄皮をむく。
③玉ねぎはみじん切りにする。
④トマトは皮をむき、粗みじん切りにする。
⑤フライパンにサラダ油を熱し、③を炒め、①の両面をよく焼く。
⑥野菜スープ、②、④をくわえて煮、水溶き片栗粉でとろみをつける。
※トマトの鮮やかな色とそら豆の緑色が食欲をそそるメニューです。

是非、美味しいそら豆の離乳食を作ってみてくださいね。

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