離乳食のみかん料理を子供の月齢ごとにご紹介

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そのまま食べることが多く、調理に使われることが少ないみかんですが、少し目先を変えてみると美味しく活用でします。月齢にあわせたメニューをご紹介しますので、お料理やおやつにも是非活用してみてください。

ポイント

みかんには100g中32~35mgのビタミンCが含まれているため、普通サイズのものを1日3個食べれば、成人1日のビタミンC必要量をみたすことができます。皮を乾燥させたものを陳皮(ちんぴ)と言い、漢方で処方されますが「日本薬局方」にも定められた健胃薬でもあります。皮は香辛料として七味唐辛子の原料の一つにも加えられ、中国料理には陳皮を使うものもあります。体を温める効果があり、入浴剤にも用いられます。

へたが小さく青く、平らな形のものが甘みが強く、おいしいといわれています。皮の表面につやと張りがあり、へたの締まったものを選びましょう。出荷の時期や気象条件などで、味は変わってきます。食べる時期によって産地を選ぶと良いでしょう。
みかんの皮はやわらかくて傷つきやすく、まとめて買っておくと、意外と早くいたむものが出てきます。いたんだものはそのつど取り出しておきましょう。

年間生産量125万トンのうち加工に回るのが2割強で、約7割はそのまま販売されています。手軽にむいて食べられる為、調理に使うことは少ないのですが、果汁をほぐしてあえものに使ったりすると目先が変わります。ジュースやシャーベットも良いですね。
赤ちゃん用の離乳食として果汁を飲ませる時は、絞ったものをそのまま与えると甘すぎるので、湯冷ましで薄めてから与えましょう。
離乳食に使うときは、消化しにくい白いすじや袋をきれいに取ってから使いましょう。

初期(5~6ヶ月)みかんパンがゆ

材料:みかんのしぼり汁 大さじ2 食パン(8枚切り)1/4枚 水 大さじ2
①みかんのしぼり汁はガーゼでこす。
②食パンはみみを取り、こまかくほぐす。
③鍋に①、②、水をいれて火にかけ、食パンがやわらかくなるまで煮て、人肌に冷ます。
④スプーンでつぶす。
※ゴックン期の赤ちゃんにぴったりの食べやすいメニューです。

中期(7~8ヶ月)つぶつぶゼリー

材料:みかん 10g みかんのしぼり汁 大さじ2 粉ゼラチン 小さじ1/3 水 小さじ2
①みかんは袋から取り出し、小さくほぐす。
②粉ゼラチンは水に入れてふやかす。
③②を湯せんにかけて溶かし、みかんのしぼり汁を加えて手早く混ぜてこし、冷ます。
④少しとろみがついたら①を加え、型に流して冷し固める。
※みかんのつぶつぶが楽しいメニューです。おやつにどうぞ。

後期(9~11ヶ月)みかんのヨーグルトあえ

材料:みかん 20g プレーンヨーグルト 20g
みかんは袋から出して2つか3つに分け、ヨーグルトであえる。
※食後のデザートやおやつはもちろんのこと、熱が出た時の離乳食としても使うことができます。

完了期(12~15ヶ月)みかんサラダ

材料:みかん 30g レタス 10g A(サラダ油 小さじ1/2 酢 小さじ1/5 だし汁 小さじ1/2 塩 少々)
①みかんは皮をむき、白いすじをきれいにとって、薄くきる。
②レタスは短めのせん切りにする。
③ボウルにAを混ぜ合わせる。
④皿に①、②を盛り合わせ、③をかける。
※みかんとドレッシングがマッチして美味しいメニューです。

そのまま食べるだけでなく、目先を変えて美味しい離乳食にしましょう。

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