便通がとても良い赤ちゃんもいれば、逆に便秘がちの赤ちゃんもいますね。あまり神経質になるのもよくないのですが、気になるようでしたら離乳食で様子を見てみたらいかがでしょうか？段階ごとのメニューを紹介しますので試してみてくださいね。
お世話の仕方は？
２日に１回のうんちでも、規則的に苦しまず出ていれば、便秘ではありません。うんちが３～４日出なくて、お腹が張ったり、食欲が落ちたり、機嫌が悪いようなら便秘だと言えます。
離乳食は？
離乳食の初期や中期では、母乳やミルクが不足していないかをチェックしましょう。離乳食の量も見直しましょう。栄養不足も便秘の原因となります。中期以降では、消化の良いものばかりを与えたり、野菜など食物繊維を含む食材が少ないと、便秘になりやすくなります。野菜を多く使ったメニューを取り入れましょう。また、ヨーグルトやプルーン果汁も便秘には効果的です。
それでは、段階ごとにメニューをご紹介しますね。
中期（７～８ヶ月）からのメニュー
さつまいものミルク煮
材料：さつまいも ２０ｇ 溶いた粉ミルク 大匙１
①さつまいもは皮をむいて小さく切り、水にさらしてアクをぬき、水けを切る。
②鍋に①、ひたひたの水を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱めて２～３分煮る。ミルクを加え、やわらかくなるまで煮る。
③②をすり鉢に入れ、すりつぶす。
さつまいもはイモ類の中でもっとも繊維を含みますので試してみてください。
後期（９～１１ヶ月）からのメニュー
かぼちゃ入りオートミール
材料：かぼちゃ １５ｇ オートミール ６ｇ 水 １/４カップ
①かぼちゃは皮と種を取り、５ｍｍ角くらの角切りにする。
②鍋にオートミール、①、水を入れて火にかけ、木じゃくしで混ぜながら煮る。煮立ったら火を弱め、７～８分煮る
※似ている途中、水分がなくなりそうなら、お湯（分量外）を少し足す。
食物繊維の多いものを組み合わせていかがでしょうか？
完了期（１２～１５ヶ月）からのメニュー
根菜入り肉だんご
材料：ごぼう ５ｇ にんじん ５ｇ ねぎ 少々 豚ももひき肉 ３０ｇ さやえんどう ５ｇ 塩 少々 片栗粉 小匙１/３ 出し汁 １/２カップ 醤油・砂糖 各小匙１/３
①ごぼうとにんじんは皮をむき、みじん切りにする。ねぎもみじん切りにする。ごぼうは水にさらしてアクを抜き、水けを切る。
②ボウルにひき肉、①、塩、片栗粉（分量外）をまぶす。
③鍋に出し汁、醤油、砂糖を入れて温め、②を加えて７～８分煮る。
④すじを取り、やわらかくゆでで斜め切りにしたさやえんどうを③に加える。
赤ちゃんにも食べやすい肉だんごです。
食物繊維を多く含むものを利用してみましょう。
