妊娠中の体重管理5か条

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一昔前までは、妊娠すると「赤ちゃんの分まで食べなさい」と言われたものでした。でも、それは栄養が不足していた時代のエピソードです。現代は飽食の時代。栄養豊かな食べ物が多い時代です。食べすぎて体重が増えてしまうとさまざまなトラブルの原因になります。

ここでは体重管理に気をつける5か条をご紹介します。

体重のチェック

つわりが終わって安定期を迎える妊娠16週前後からは、週に1度は必ず体重をチェックしましょう。カレンダーやグラフに記録して、体重管理の進行状態を自覚しましょう。
また、一週間の体重管理の目安は200~300gまでです。体重が週に500g以上増えてしまったら、妊娠高血圧症候群などのリスクの危険信号です。食事や生活習慣を見直しましょう。

食事の管理

1日3回の食事を規則正しく決まった時間に取るようにしましょう。食事の感覚があきすぎると、空腹感が増し、つい沢山食べてしまいがちになります。メニューは一日30品目の食材を目標に、栄養バランスを考えて食べましょう。
また、早食いをするとおなかがいっぱいになったというサインが脳の満腹中枢に届く前に大量に食べてしまう傾向があります。よくかんで食べるようにしましょう。
寝る3時間前はカロリーが消費されにくいので何も食べないようにしましょう。

日記をつける

自分が1日に何をどれだけ食べたのか自覚するだけでも体重の管理の手助けになります。それには食べたものを日記などに記録する方法も効果的ですね。
糖質、脂肪分はエネルギー源となる為、とりすぎは禁物。体重増加に繋がります。塩分を多く取ると、肝臓に負担がかかり、妊娠高血圧症候群を招く結果になります。
濃い味はごはんやパンが進みやすくなるので、なるべく薄味を心がけましょう。

お菓子、市販品、外食は太る三大原因

お菓子、インスタント食品、外食などが続くと、簡単にカロリーオーバーになります。栄養も偏りがあり、塩分も高めです。なるべく控えるようにしましょう。
ちなみに、筆者は第一子のときに、つわりでジャンクフードが食べたくなり、その延長ではまってしまいました。かなり我慢しましたが、ストレスにもなってしまうので、決めた量だけを食べるようにしていました。
また、蒸かし芋などは空腹を満たし、とてもヘルシーでおススメです。

体重が重くても動く

お腹が大きくなって、体が重たいからと言って、ごろごろしていると体重は増える一方です。安静の必要がある場合はNGですが、そうでないなら、少しでも動く、歩く、家事をするをモットーにしましょう。
また、妊娠も後期になり、臨月ともなると、摂取した食べ物が簡単に体重に繋がります。歩くことは、陣痛を起こすことにも有効ですし、大また開きの雑巾がけも有効です。
安産の為にも、動ける時期はなるべく動くようにしましょう。

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