非ヘム鉄で妊婦さんの貧血予防で食べたい食材5選

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普段から鉄分の少ない食品ばかり食べていると、妊娠中は体に蓄えられている鉄分がすぐに底をついて貧血が進みやすくなります。

多く含まれている、レバーなどの動物性の鉄分、ヘム鉄は貧血には効果があるのですが、含まれているビタミンAも多い為過剰摂取になってしまいます。ビタミンAの過剰摂取は赤ちゃんにとって良くありません。

妊婦さんに適しているのは植物性の非ヘム鉄です。では、どのような食材を食べると良いでしょうか?ご紹介します。

納豆

納豆に含まれているナットウキナーゼは血栓を溶かし、血液の健全性を高めます。たんぱく質も含んでいるので、鉄欠乏性貧血の対策に適している食品です。
朝ごはんに毎日納豆をご飯にかけて食べるだけで、鉄分の摂取になります。
また、納豆は発酵食品です。妊婦さんにありがちの便秘にも効果があるようなので、夕飯時におかずの一品として摂取するのも良いでしょう。
100g中鉄分を3.4mg含

ほうれん草

鉄分と言われるとほうれん草ということが多いですが、実は他の鉄分が多く含まれている食材に比べると、そんなに多くはありません。しかし、ほうれん草にはビタミンCも多く含まれています。ビタミンCは、体内で鉄分の吸収を助ける栄養素です。その為、鉄欠乏症貧血に効く食材になります。
また、肉や魚、卵、乳製品などの動物性たんぱく質と一緒に摂取すると消化吸収率がアップします。茹でたほうれん草とチーズで炒め物などはいかがでしょうか?
ただし、ほうれん草のアクは鉄分の吸収を妨げます。茹でた後は水にさらしましょう。
100g中鉄分を2mg含

小松菜

実は小松菜もビタミンAが多く含まれている食材なんですが、βカロテンとして体内に吸収されるのでビタミンA過剰症にはならないようです。ビタミンCも多く含まれているのでおススメです。
焼き魚と共に小松菜をおひたしなどにすれば、動物性たんぱく質と一緒の摂取になるので消化吸収がアップするのではないでしょうか?
100g中鉄分を2.7mg含

乾燥ひじき

ひじきの鉄分は乾燥した状態で100g中55mgとダントツです。あくまでも乾燥した状態ですが。ただ、非ヘム鉄は動物性のヘム鉄よりも吸収されにくいので、その摂取の仕方によって吸収が変わってきます。
ひじきを摂取した後は、必ず、りんごなどのビタミンCが含まれた果物をたべるとか、レモンのドレッシングを使ったものを一緒にとるなど工夫をしましょう。

しじみ

しじみ。最近、注目の食材ですよね。
貝類の中でも鉄分の量が多いようです。100g中5.3mg含まれているようですね。
鉄分以外にも丈夫な赤血球を合成するのに必要なたんぱく質が含まれています。味噌汁で手軽に摂取できますね。
また、鉄分は酢とも相性が良いようです。鉄が胃の中で溶けやすくなるので、しじみのお味噌汁を作ったら、一緒に酢の物なども献立に加えてみてはいかがでしょうか?

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