赤ちゃん(幼児)は、具合が悪くて熱がある時などは、特に何も食べたがらないと思います。
私たち、大人でも同じだと思うのです。
しかし、多くのママたちは、熱が出て食欲がなくなった子供に、栄養をつけなければいけないと心配になるものですね。
熱がある時、一番大事なのは水分補給
赤ちゃんや幼児が熱が出て食欲がなくて心配になる、ママの気持ちは痛いくらいに分かります。
私も、初めて子供を、持った時は同じことを考え、慌てたことがあるからです。
でも、食欲がない幼児に、無理に食べさせようとするのは、逆に食欲不振や嘔吐を招く恐れがあるので、絶対にやめましょう。
まず大事なのは、ママが一番落ち着くことです。
そして、水分補給を忘れずにしてあげて下さい。
与えるものは、湯冷まし、果汁、赤ちゃん用のイオン水など子供が、欲しがるものを好きなだけ、こまめに飲ませてあげましょう。
熱が下がって来たら
熱が下がり、食欲が出て来たら少しずつ栄養の事を考えていきましょう。
それでも、まだ固形物を受けつけない場合は、りんごのすりおろしたもの、またみかんの皮を剥いて、つぶし、水で2倍に薄めて飲ませるのもいいと思います。
↑ツブツブがないように、茶こしなどを使いましょう。
また、缶詰を利用するのも一案です。
缶詰の桃4分の1切れと水を合わせ、ミキサーにかけます。
製氷皿で、キューブ状に冷凍しておくと便利だと思います。
食欲が出てきたときにお勧めのメニュー
鶏ひき肉のシチューの作り方です。
鶏ひき肉のすりつぶしたもの:小さじ2。
ほうれん草、にんじん、玉ねぎみじん切り各大さじ1をバター小さじ1で炒める。
そこに、水2分の1カップを加えて、やわらくなるまで煮ます。
最後にホワイトソース大さじ1、牛乳2分の1カップを加えて、トロトロするまで弱火で煮て出来上がりです。
これなら、栄養もあり子供も喜んでくれると思います。
下痢の時の水分補給のポイント
赤ちゃん(幼児)には下痢はつきものですが、心配なのはロタウイルスやノロウイルスです。
突然始まる下痢や嘔吐の為に、水分や電解質などが失われ、脱水症状を起こすことが一番心配です。
なので、一番大事なのは、水分補給になります。
湯冷ましや、麦茶、野菜スープ、赤ちゃん用イオン水などが、下痢の時に失われる水分と電解質の補給を助けます。
柑橘系の果汁は、腸を刺激して下痢を悪化させるので、控えるようにしましょう。
少し回復して来たら。
まだ下痢の症状がある時には、りんごの葛湯などがおすすめです。
作り方は、りんご半分の皮を剥いてすりおろします。
次に、水4分の1カップを加え、加熱して水溶き片栗粉を小さじ1を入れ、とろみをつけます。
よく冷ましてから、少しずつ与えてあげて下さい。
また、便の状態が回復したら、消化の良い卵とじうどんやお豆腐の味噌汁など消化に良い物を少しずつ与えていきましょう。