ドケルバン病とは。赤ちゃん抱っこで手首が痛くならない方法

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生まれたばかりの頃、小さくてか弱く思えた赤ちゃんが、どんどん成長してたくましくなっていく!嬉しいけど、抱っこのときにかかる負担は、だんだん大きくなっていきます。いっぱい抱っこしてもドケルバン病なんかにならない方法をまとめました。



抱っこのとき親指を伸ばさない

ドケルバン病は、親指側の手首が痛くなる腱鞘炎の一種。
痛くて辛いのですが、赤ちゃんの抱っこのし方にも原因があるようです。

赤ちゃんを抱っこするときに、親指以外の4本の指は軽く内側に曲げていると思いますが、親指はどうしていますか?
もし、親指がまっすぐだったりそっていたりしたら、ドケルバン病になる可能性があります。
親指も他の指と同じように内側に曲げるようにして赤ちゃんを支えるようにしましょう。
くれぐれも、親指だけ遠く離してそらさないように、気をつけてください。

スマホやパソコンにも注意!

ドケルバン病は、産後の女性に多いと言われていましたが、最近は男性や未婚の女性にもみられるようになってきたそうです。
その原因は、スマホやパソコンのマウスとキーボード。
長時間同じ姿勢でスマホやパソコンで親指を使いすぎると発症するようです。

親指を隠してじゃんけんのグーを作り、手首を曲げて、親指側の手首が痛くありませんか。
小指の外側が手首に近づくように曲げたときに痛みがあれば、ドケルバン病かもしれません。
親指に負担がかかる姿勢になっていないか、チェックしてみてください。

首のコリをほぐす

首のコリがドケルバン病の原因になっている場合もあります。
猫背や骨盤のずれなどで首に負担がかかって血行が悪くなっているのに、親指を酷使することでさらに手首の血行も悪くなり、ドケルバン病を発症してしまうそうです。

仕事としてパソコンを使う場合でも、連続して1時間以上作業せず、10分から15分の休憩をとるように、厚生労働省のガイドラインでも決められています。
スマホやパソコンを使う時は意識して休憩をとるようにしましょう。

抱っこなどで首に疲れを感じるようになったら、ストレッチがおすすめです。
1日5分でも良いので、毎日続けることで血行が良くなり、コリもほぐれて痛みがやわらぐことがあります。

親指の付け根より指先を使う

無意識に使っているペンや箸でも親指に負担をかけているようです。
ペンで字を書くとき、親指のどこを使っていますか?
もし指先よりも付け根の方に力が入っているようなら、要注意!

箸はどうでしょう?
ペンを持つときに親指の付け根の方を使っている人は、箸も同じようになっている可能性が高いそうです。
ペンも箸も正しく指先を使うようにすると、負担が軽くなります。
長年の習慣で治しにくいとは思いますが、この機会に美しい箸の持ち方をマスターして、子どもにも正しい持ち方を教えてあげましょう。

テーピング・サポーター・抱っこひもを使う

気をつけていても痛くなってしまったら、安静にして手を使わずにいれば、だんだん治るそうです。
でも、ママには無理なことなので、まず、抱っこのときはできるだけ抱っこひもを使います。

ひどくなる前に病院に行けば、飲み薬と注射とサポーターなどで、痛みは軽くなります。
テーピングの方法を教えてもらったら、面倒でも続けた方が楽です。

もっと悪くなったら手術になります。
簡単な手術のようですが、できれば避けたいですね。
ちょっとした動作に注意して、重くなっていく赤ちゃんを笑顔で抱っこしてあげましょう。

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