子供が興味を持ってきたらはさみの練習を始めてみましょう!
子供用のはさみにはいろんな種類があります。
子供の理解力や年齢、手の大きさに合わせて安全なものを選び、
はさみを使うときのマナーと一緒にトレーニングをすすめましょう!
おすすめはさみ ①プラスチック刃タイプ
・アンパンマン はじめてのはさみ
刃がプラスチックでできている紙専用はさみです。持ち手部分の穴の大きさが異なり、親指のほうは○印がついています。
開くのを補助するスプリング付き。
このはさみ、紙以外は切れないということで安心です。でも紙を切るにもコツがいるので、上手にハサミが使えていないと紙もなかなか切れません。
2枚の刃の間に隙間ができてしまうので、刃と刃をこすり合わせるように使えないと、紙が隙間に逃げてしまうのです。
切れ味は悪いですが、安全性が高いので1~2歳の子が遊び感覚で始める場合におすすめです。
おすすめはさみ ②ステンレス刃にプラスチックのガード付タイプ
・安全はさみ きっちょん
鋭利な刃物ではなく、押切式のハサミで安全です。刃の断面がフラットになっているので、もし手を挟んでしまっても切れにくくなっています。
刃先には丸形カバーがついていて、持ち運ぶときにも安心です。
そして、刃部分はステンレススチール製で、長く使える事ができます。
初めてのハサミの練習から、その後の工作の作業まで長く使うことができます。
おすすめはさみ ③ステンレス刃タイプ
・こどもちゃれんじ はさみ
普通のはさみの子供用です。子どもの指がしっかりフィットする穴のサイズを追求してあり、学童サイズよりも一回り小さく、
就学前まで十分に使えるサイズです。支点の部分は、子供の弱い握力でも開閉しやすい、ワッシャー留めになっています。
また、指使いが分りやすいよう、持ち手がツートンカラーになっており、初めてはさみを使う子にもぴったりです。
切れ味が優れている分、親がしっかり付き添う必要があります。
はさみをより安全に使うために
はさみは危険なものです。使い方だけでなく、はさみを使うときのマナーも一緒に教えるようにしましょう。
・はさみを持ったまま、ふざけない (はさみを持っているときは、他のことで遊ばない)
・人に渡すときは、刃の部分を握り、取っ手の部分を相手に向けて渡す
・大人がいっしょにいるときだけ使う (ケガをしないように、大人が監督)
・はさみの刃を人に向けない 自分にも向けない 上にも向けない(何かの拍子に目を突き刺すのを防止) – 基本的に横か下へいつも向けておく
・使い終わったら、ふたをしておかたづけ
はさみの段階的な練習方法
①まずは細長いテープなどを、はさみを1回動かすことで切る練習をします(1回切り)。
②1回切りに十分慣れたら、はさみを閉じたり開いたりして長い距離をまっすぐ切る練習をさせます(連続切り)。
完全に刃を閉じずに、歯の根元を使って切るのがコツ。
③その後でカクッと向きを変えて切ったり、丸を切ったりする練習をさせます(多方切り、曲線切り)はさみではなく、紙の方を動かすのがコツ。
④上記が上手になったら、紙を折って切ってちょっとした切り紙アートを楽しんだり、厚紙なども切らせてあげてください。