誰しも、初めての子どもはわからないことばかり……。
離乳食についても、保健所などでセミナーはありますが、実際いつ始めるべきか、人によって様々だし、悩みますよね。
そういうときは、赤ちゃん自身が発しているサインをチェックしてみましょう。
サインを見逃さないようにすれば、離乳食もスムーズにスタートできるはず。
生後5ヶ月を過ぎて、支えがあればお座りできること
まずは時期と、身体的な成長をチェックしてみましょう。
もしかしたら生後5ヶ月になる前に、始めてみたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、赤ちゃんは大人と違ってまだまだ消化器官が未発達です。
早すぎるスタートは赤ちゃんの体に負担をかけてしまいます。
時期が来てから、スタートすることをオススメします。
また、離乳食はどうしてもお座りの姿勢であげることになります。
1人でお座りできなくても、支えられてお座りができていることも、離乳食を始めるためのチェックポイントです。
大人の食事に興味を持つこと
最初は母乳かミルクでのみ、栄養を摂っている赤ちゃんですが、実は割と早い段階から食べ物に興味を持ち始めます。
それは、家族が食事をしている光景を目にするから。
大人が口をモグモグしている姿を、じっと見たり、手を伸ばそうとしたり。
それは、赤ちゃんがご飯に興味を持っている証拠です。
ご飯に興味を持っていれば、「自分も食べたい」と感じているはず。
離乳食は、赤ちゃん自身が「食べたい」と思う気持ちからスタートします。
唾液が十分に出ていること
普段からヨダレが多い赤ちゃんもいますが、大人が食事をしているときに、特にたくさんの唾液を出しているかどうかも、チェックポイントの1つ。
これは赤ちゃんの消化機能の発達を示しています。
ぜひ、大人が食事をしている最中の赤ちゃんの様子を注意深く観察してみましょう。
スプーンを口に入れたときに押し戻さないこと
これはもしかしたら、すべての赤ちゃんに当てはめることは、難しいサインかもしれません。
もちろん、最初はスプーンを押し戻していても、少しずつ慣れてくる赤ちゃんもいます。
ぜひ、離乳食スタート前に、赤ちゃん用スプーンで湯冷ましや母乳をあげてみてください。
スプーンを口に入れることに抵抗を持たないことは、離乳食を始める上で大切なことです。
授乳のリズムが整って安定していること
離乳食は、授乳やミルクの間隔に合わせて、あげることになります。
赤ちゃん自身が栄養を摂るリズムが整っていることは、離乳食開始において大切な条件です。
離乳食開始前までに、赤ちゃんの授乳やミルクの間隔は、整えておきましょう。