必死に育てて来たはずなのにショック! もし1歳児半検診でひっかかったら

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大変な育児と向かい合っているお母さん方にとっては検診が大きな節目にもなっていると思います。母親教室で知り合ったほかのママとの再会で盛り上がることもある楽しいひと時でもありますが、もしこの検診でお子さんがひっかかってしまったらどうしたらいいのでしょうか。



必死に育てて来たはずなのにショック! もし1歳児半検診でひっかかったら

大変な育児と向かい合っている多くのお母さん方にとって、検診はひとつの節目にもなっていると思います。母親教室で知り合ったほかのママとの再会で盛り上がることもある楽しいひと時でもありますが、もしこの検診でお子さんがひっかかってしまったらどうしたらいいのでしょうか。

1歳半検診の内容

著者の自治体では、積み木が積めるかどうか・犬や猫や車などがかかれた紙をみせて、○○はどれ? と聞き、子供が指さしできるかどうか。言葉はでているか? という発達に関するものと、あとは、身長・体重・頭囲を測り、小児科医による問診・歯科医による歯科検診もありました。歯科衛生士による歯の染め出しと歯磨き指導と、フッ素塗布もありました。

発達の検診では、積み木が積めるかどうか、指さしができるか、しゃべれるかどうかだけではなく、子供の全体の様子を見ているそうです。

これくらいの子供の発達には非常に個人差があり、まだハイハイしている子供もいれば、既におむつが外れていて、保健センターにおむつ替えコーナーと大人用トイレしかなくて困っている親子もいました。

積み木や指さしなどの簡単な発達検査の最中に、お昼寝をはじめてしまう子供も何人かいましたが、そういう場合は無理には検査せず、気になることがあったら相談してくださいくらいで終わったそうです。

うちの子、要経過観察って言われたけど、うちだけなのかな?

この1歳半検診ですが、ひっかかっている子供は意外と多く、およそ20%の子供が要経過観察になっているそうです。著者の自治体では2歳検診は歯科検診のみですが、要経過観察の子供は積み木や絵を見ての指さしや言葉が出ているかの簡易発達検査を受けています。2歳半の歯科検診でも全く同様の検査を行い、かなりたくさんのお子さんが要経過観察になっていることがわかります。

要経過観察って言われたけど、経過を観察するだけで何もしてもらえないの?

いいえ、親の希望により、発達検査や、医師による診察と育児のアドバイスを受けることが個別でできます。これにも予約が殺到しており、数か月待ちであることも珍しくはないのですが、予約が取れていても当日、子供が急に熱を出したりなどの理由でキャンセルすることもあり、保健センターから当日に電話がかかってきて、「今から来られますか?」と聞かれることもあります。

また、親の希望により、保健センターで月に数回行う、親子教室に通うこともできます。著者のところの自治体ですと2歳過ぎからこの療育に通う親子が多いです。この親子教室も、予約が殺到するので、行きたいという気持ちが少しでもあるのなら、行った方がいいと思います。

1歳半検診で言葉の遅れが指摘されたけれど、家でどう対応したらいいの?

著者のケースでは、発達検査も医師による診察も受けました。詳しい発達検査によって言葉が遅れている理由と、発達年齢がどれくらいかということがわかり、医師による診察で、どう対応したらいいかということがわかりました。スタッフの方から言われたのは、子供が興味を持って遊んでいることに関して、「これは○○ね」「これは○△ね」と名前を教えたり、「ニャーって泣くのよ」「わんわんって言ってるね」などと、ものの特徴を教えたりしながら、根気よく対応していくことが肝要だということでした。親がおもちゃを用意して子供の注意をひきつけようとしても、これくらいの月齢の子供では、自分の遊びに集中して親を無視することが多いため、親が子供の遊びに入れてもらうようなかかわり方がいいそうです。

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