妊娠中は、さまざまなトラブルをかかえがち。
運動不足や体重の増加、精神的ストレスなど、あげればキリがありません。
これらすべてのトラブルを解消できるのが、マタニティヨガなんです!
マタニティヨガについての基礎知識をご紹介します。
難しくはありませんので、ぜひ始めてみませんか?
メリットは?
マタニティヨガは、妊婦さんの心身によい影響を与えてくれます。
ヨガなので激しい動きはありませんが、呼吸法やポーズをとることで体調不良の解消が期待できます。
具体的にはむくみや便秘、貧血にも効果がありますよ。
また、体重の増えすぎを抑制する効果もあります。
柔軟性があがるため、お産が楽になるというメリットもあります。
精神的にもリラックス効果がありますので、健康的にストレス解消ができますね。
いつからいつまでできる?
マタニティヨガは安定期に入った妊娠16週目頃から始められます。
いつまでにやめなければいけないということはありません。
辛くなければ、出産直前まででも続けられます。
激しい運動ではないとはいえ、ヨガも運動の一種であることに変わりはありません。
やってもいいのかな?と不安になったら、医師に相談してみてくださいね。
1日どれくらいやったらいい?
一日どれくらいやるべき、という指針はマタニティヨガにはありません。
10~20分くらい軽くやるのもいいですし、体調さえよければ1時間やってもいいでしょう。
毎日必ず行う必要もありません。
週に2~3回できれば充分かと思います。
『毎日○分必ずやらなくちゃ!』と思っていると意外と続かないものです。
スキマ時間があったり、ちょっと体を動かしたいなと思ったときにマタニティヨガを取り入れるのがよいのではないでしょうか。
効果的なポーズ紹介
せっかくマタニティヨガを行うのでしたら、出産が楽になるようなポーズを集中的に行いたいですよね。
おすすめなのが、骨盤を開く体位です。
両足のかかとを合わせて引き寄せ、足の親指を持ちながら背筋をまっすぐ伸ばします。
息をゆっくり吐きながら、上体を前に倒していきます。
倒せるところまで倒したら、自然呼吸しながら10~20秒キープしてください。
息を吸いながら上体を起こして終了です。
これを繰り返すと、骨盤が開きやすくなり、股関節も柔らかくなりますよ。
おすすめのマタニティーヨガ関連書籍
マタニティヨガは教室などに通って教えてもらうのが一番理解しやすいです。
ですが教室が近くになかったり、そこまで本格的にやらなくてもいいかな…という方は自宅でチャレンジしてみましょう。
その際におすすめしたいのが、スタジオヨギー監修の『マタニティ・ヨガLesson』です。
DVD付なので、とてもわかりやすいですよ。
お腹の大きいマタニティモデルがポーズをとっているので、お腹が大きくなってきてからのポーズの軽減具合もわかって便利です。