飛び出し事故から子どもを守ろう!

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小さい子どもが事故に巻き込まれて亡くなるニュースは、子どものこと、残されたお母さんお父さん、おじいちゃんおばあちゃんの気持ちを思うと胸が苦しくなりますね。

事故のニュースの中でも子どもの飛び出しによる交通事故は、加害者となってしまった人のことも気の毒に感じます。

飛び出し事故を起こさない為には、どんなことを気をつけなければいけないのでしょうか。



●飛び出しによる交通事故

最近の調査によると、6歳以下の子供が歩行中に起こした交通事故のうち、60%以上が飛び出しによるものでした。

わたしも昔、未就園の子どもと生協の荷物の受け取りの為にご近所のお宅の玄関先にいたのですが、いつも口でも目でも注意をしていたのにある日ちょっとした隙をついて道路に飛び出してしまいました。

慌てて連れ戻したその数秒後にバスが通りぬけて行きました。

http://www.garbagenews.net/archives/2265039.html

●子どもの特性

小さい子どもは“知識”と“行動”を結びつける能力が未熟なので、教えられていても
出来ないことがあるのだそうです。

また、自分に近づいてくる車との距離感覚も、大人が感じるよりも遠くに思ってしまうところもあるそうです。

友人の運転する車に同乗しているとき、何メートルか先を小学低学年の子ども二人と、その弟なのか幼稚園児くらいの子がこちらを確認しながら道路を左から右に横断しました。横断歩道はありません。
渡り終えた男の子がなぜかこちらを目を輝かせながら見ていて、そして車がかなり近づいた途端、再び左側に向かい飛び出したのです。

すれすれでも渡れるぞ!というところを見せたかったのでしょうか・・・。
友人は急ハンドルと急ブレーキでその子は避けましたが、道路沿いのおうちの塀に車をぶつけてしまいました。

●事故が起きやすい場所

スーパーやショッピングモールの駐車場。

車から降りるや否やお店めがけてまっしぐら。
買い物を終えてお店の自動ドアが開くや否や、車めがけてまっしぐら。
後ろでお母さんが「走っちゃだめ!!」と注意している時はすでに危険な状態となっています。

幼稚園バス送迎時の事故もありますね。上のお子さんのことに気を取られていたり、他のお母さんとのお話し中の一瞬の出来事なんでしょうね。

また、自宅の敷地内で身内の運転する車に轢かれるケースも少なくないようです。

●ドライバーが気をつけること

「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を心掛けましょう。

子どもの姿が見えたら「飛び出しては来ないだろう。」ではなく「飛び出すかも。」と予測して減速したりブレーキの準備をしておきます。

ショッピングモールなどの駐車場では、いったん車に乗り込むと小さな子どもはすっぽり死角に入ってしまうので乗車前と発車前は特に注意しましょう。

バッグモニターも、それだけに頼ることは危険なんだそうです。

●同伴の大人の責任として

「わが子が轢かれるかもしれない。」一緒にいる大人も予測し、手をしっかり繋いでいてあげましょう。

手を繋ぐのを嫌い、すぐ振りほどいてかけ出してしまうお子さんに悩む親御さんは、ハーネスを利用されてるようです。
これなら荷物で手が塞がっていても何とか出来そうですね。

何も知らず何も考えていなかった私は以前、子どもにハーネスをつけるなんて・・・と思っていましたが、そんな理由があって使うことがあるんですね。偏見を持ってみていた自分が恥ずかしいです。

車を運転していると、前を見ていても全てを把握できないこともあります。
車をバックさせる時は特に視界が狭まっています。
ドライバーが気をつけることにも限界があるので、大人がしっかり守り、子どもの成長に合わせて危険を教えてあげてくださいね。

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