子供の成長や精神の発育にとって、幼稚園選びは重要です。
家から近いことも大切ですが、子供に合った幼稚園を見つけることが大切です。
ではどんなところをチェックして、幼稚園を選んでいくのか、しっかり押さえていきましょう。
幼稚園の教育方針
最近の幼稚園の教育方針には、特色あるものがたくさんあります。
運動に特化・学習に特化・自由教育・モンテッソーリー・シュタイナー・インターナショナルなど様々です。
ママやパパの教育方針も重要ですが、まずは子供にはどんなところが合っているかを考えるようにしてみましょう。
幼児教育は成長の段階でとても重要になります。
子供にあった教育現場を選ぶことで、子供の個性や特徴を生かしながら成長していくことができます。それぞれの教育方針のメリット・デメリットをしっかり理解した上で選んでいきましょう。
園児の人数
幼稚園によって、園児の人数はバラバラです。
園児数が多い少ないは、一概にどちらがいいとは言えません。
園児数が多いと、小さい頃から集団行動を身に付けることができ、その中で自己アピールや人前で話すことへの苦手意識をなくすことができます。
ただ園児数が多いことで、園児一人一人に細やかなケアが難しくなります。
園児数が少ないと、多い幼稚園と違い一人一人へのケアが行き届き、成長レベルに合わせた教育を受けられます。
しかし人数が少ないことで、クラス替えがない場合が多く、協調性の発達は多い幼稚園に比べ緩やかです。
また少人数の幼稚園は、親にかかる幼稚園への協力負担が少し多いようです。
幼稚園行事の父兄の関わり
幼稚園にも父兄会のようなものが存在します。
その父兄会が、幼稚園にどのくらいの影響力があるかも一つのポイントです。
父兄会が活発であれば、子供の教育に熱心になっている親が多いということです。
子供たちの成長を、幼稚園と親が一体になって取り組むことが一番望ましいことです。
父兄会の働きで、親が幼稚園の行事に手伝い、または運営に回ることもあり親としての負担は増えますが、園での生活や幼稚園のことを理解するには良い機会といえます。
園長先生と先生の関係
小・中学校と違い、幼稚園の教育方針は園長先生の考えが大きく影響しています。園長先生の理念や子供教育の考え方が、園の特色になっていくのでしっかりチェックしてみましょう。
またその園長先生の考えが、教育を実際に受け持つ先生たちに浸透しているかも重要です。
その幼稚園に実際に通っている子の親や、卒園した子の親に、園や先生の様子を聞いてみるのも大切です。
掃除は行き届いているか
子供が生活する環境が衛生的に管理されているかを、しっかりチェックしましょう。
手洗い場やトイレなどの水周り、教室や廊下など園児が普段生活している範囲の掃除がしっかり行き届いている幼稚園は、子供の事にもちゃんと意識を向けています。
幼稚園の見学会がある時や、幼稚園のバザーなど幼稚園を訪れる機会があるときに確認してみましょう。