幼稚園が始まると、子供は園の中で友達や先生と、一緒に過ごす集団生活が始まります。
友達に感化され、様々なことに刺激を受け、吸収しながら成長していきます。
子供がスムーズに園生活を送る為にも、入園前に大切な習慣を身につけておきましょう。
名前を言えるようにする
幼稚園の生活が始まれば、自分の名前を言ったり、呼ばれたりすることが増えてきます。
家の中で呼ばれていることもあり、下の名前をいうことはできるのですが、使いなれていない苗字を理解していない子が少なくありません。
自分の苗字と名前を認識できるように、お家の中で言う練習・呼ばれる練習をしておきましょう。
幼稚園のクラスまで言えるようになると、尚良いでしょう。
一人で靴を履く
幼稚園に入園すると、身の回りのことを自分でしなくてはいけません。
今までのようにパパやママに手伝ってもらうことができなくなります。
特に園での生活は下靴から上靴に履き替えたり、園庭に出たりと、靴を脱ぎ着することが多くなります。
入園した後、子供が一人で困らないように靴の脱ぎ着の練習をしてみましょう。
園で指定があるところは、園のシューズで。特に指定のないところは、なるべく子供が一人で脱ぎ着しやすく、動きやすい柔らかいシューズを選ぶようにして練習してみましょう。
自分の持ち物を覚える
幼稚園では、お友達と一緒の教材やお道具を使うことが多いです。
その為に、自分の物とお友達の物が混同しやすく、自分の持ち物がわからなくなってしまうことが多々あります。
すべての持ち物には記名してあるとは思いますが、入園直後の子供にそれを見比べるのは大変困難な作業です。
そこで、その子だけのシールやマークを持ち物につけて、自分の物であることを認識できるようにしておきましょう。
シールやマークを付けるだけでなく、それを子供に理解させておくことが一番重要です。
入園前にすべての持ち物を子供と一緒に確認してみましょう。
規則正しい生活を習慣付ける
幼稚園生活が始まると、毎日決まった時間に登園し、降園してくることになります。
一日の流れを規則正しくしておかなければ、睡眠不足や朝起きれないといったことにもなりかねません。
早寝・早起きを家族みんなで習慣付けて、毎日の生活リズムを整えましょう。
入園する前にその習慣を身につけておくことが重要です。
食事を自分で食べる
幼稚園での昼ごはんは給食やお弁当になります。
今まで甘えてばかりで、ママに食べさせてもらっていた子供も、一人で食べなくてはいけません。
スプーンやフォークから始めて、慣れてきたら箸でも食べる練習もしてみましょう。
ダラダラ食べをしないように、時間を決めて食べる練習をしてみるのも良いでしょう。
また食事中は席を立たない、大きな声を出さないなど基本的なルールも教えるようにしておきましょう。
