動き始めた赤ちゃんは、目を離すと大変なことに・・・
赤ちゃんが誤って何かを飲み込んでしまうことも。
ママやパパは、そんな時は焦らずにしっかり対処する必要があります。
飲み込んだものでも対処法は変わってくるので、しっかり覚えておきましょう。
赤ちゃんが物を口に入れる理由
2歳前までの乳幼児は何でも口に物を持っていきます。
その理由は、赤ちゃんは口の中の感覚が一番発達しているからです。
目で見たり、手で触ったりするよりも、舌の感覚を優先しているのです。
これは赤ちゃんは生まれた時から、おっぱいやミルクを飲むことで口の中の筋肉が一番早く発達するからだと言われています。
口の中に入れて、物の形や大きさ、硬さや温度など様々なことを感じ取っているようです。
また赤ちゃんはパパやママの行動を真似するのが好きです。
それによりパパやママが触っていたものを触る傾向にあります。
赤ちゃんが触っては困るものや、赤ちゃんの口にサイズより小さいものは赤ちゃんの手の届かないところに置くか、しまっておきましょう。
誤飲①薬
薬の種類によって危険性や緊急性も変わってきますが、まずは口の中に指を入れて吐かせるようにしましょう。
指を入れても吐かない場合は、水や飲み物をたくさん飲ませてから、再度指を入れてみましょう。
吐いたことを確認できたら、飲んだと思われる薬がわかるように同じ薬を持って、病院に行きましょう。
中には危険性のない薬もありますが、精神安定剤や心臓の薬などは赤ちゃんに危険です。
早急に対処するようにしましょう。
誤飲②洗剤
洗剤の種類にかかわらず、胃や器官を保護するために牛乳を飲ませましょう。
洗剤の誤飲後、無理に吐かせると逆に器官を傷つけることになったり、嘔吐物が詰まってしまうこともあるので、速やかに病院にいきましょう。
洗剤には食器洗剤・掃除洗剤・カビ取り洗剤・漂白剤など様々ですが、まずは牛乳や水分で、毒性を薄めることが重要です。
そのときは炭酸飲料や果汁飲料は絶対に避けましょう。
誤飲④タバコ
赤ちゃんの誤飲で一番多いのがタバコです。
タバコの場合、吸う前の物や吸殻や灰とがあります。
まずは口の中を確認し、取り除けるものは取りましょう。
そして誤飲したものを吐き出させるようにしましょう。
この場合、水を飲ませてしまうと、タバコのニコチン成分が水分に溶け、体に吸収されてしまうので避けましょう。
どのくらい誤飲したのか把握し、病院に急ぎましょう。
その際、赤ちゃんの手や口に灰やカスが付着していることもあるので、きれいに洗いましょう。
喫煙習慣のあるパパママはタバコの取り扱いには十分気をつけましょう。
誤飲⑤乾電池
電池の中でも特にボタン電池が一番危険度が増します。
おもちゃに使われることも多く、口に入れやすいサイズということも気をつけたいポイントです。
ボタン電池を誤飲してしまうと食道に穴が開いてしまう危険性があります。
入院を必要とする重篤な症状や、場合によっては命の危険も伴います。
ボタン電池を誤飲してしまったら、速やかに病院へ行きましょう。
誤飲してから、時間が経つにつれ危険度はどんどん増して行きます。
飲み込んだかわからないが、可能性があるというときでも悩まず病院へ急ぎましょう。