子供のケガや誤飲の種類別治療方法

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子供の急なケガにオロオロしてしまった経験はありませんか?

ケガをした子供もママの慌てように不安を感じてしまうこともあります。

ママは落ち着いて、そのケガにあった対処をしなくてはなりません。

子供の急なケガに備えて、対処法を押さえておきましょう。



頭を打つ

子供の頭は体に対して大きく、バランスを崩してしまうことがよくあります。
ベッドから落ちて頭を打ったり、友達とぶつかったりと様々です。
まず頭を打って直ぐに大声で泣き出したときは心配要りません。
泣かないときは、呼びかけてみて意識を確認してみましょう。
歩き方がおかしかったり、つまづいたり様子がおかしければ、脳に問題が生じていることも。
緊急を要する場合もありますので状況によっては救急車が必要になることもあります。
頭を打った日は、注意をしておきましょう。
時間がたってから嘔吐する場合もあります。
そのときは早めに病院を受診しましょう。

スリ傷・切り傷

子供のスリ傷や切り傷で出血がある場合はまず止血しましょう。
血が止まらない場合は、患部をしっかり押さえて病院を受診しましょう。
出血がそれほどない場合は、まず傷口を流水で洗い流し清潔にしましょう。
ガーゼなどで止血し、絆創膏を貼りましょう。
もし傷口にガラスなどの異物が入っているのであれば、自分で取り除くのは避け、すぐに病院を受診してください。
同様に汚い水の中や不衛生なところでの傷は、放っておくと破傷風の危険性もあるので病院を受診するようにしましょう。

鼻血

子供の鼻血がわけもなく頻繁に続いたり、30分を超えても止まらないときは、ほかの病気も考えられるので病院を受診しましょう。
それ以外の鼻血の対処法は、まずイスなどに座らせましょう。
そして頭を下に向かせて頭を下げます。これは鼻血を飲むのを防ぎます。
そして鼻全体をしっかりつまみ、圧迫して止血します。
10分~15分ほど圧迫し続けましょう。
止血した後は、しばらく安静にしておきましょう。

やけど

やけどした患部をしっかり冷やすことが必要になります。
できれば流水や氷を使い冷やし続けましょう。
その際、皮膚に服がくっついている場合は、無理にはがさないようにしましょう。
皮膚まではげてしまう事があるので服の上から冷やし続けましょう。
やけどの範囲がこどもの体に対して1%を超える場合は速やかに病院を受診しましょう。
またやけどの後にできる水ぶくれは、患部を保護しているので自然にはがれるまではそのままにしておきましょう。

誤飲

飲み込んだものによって対処法はバラバラです。
誤飲で一番多いのはタバコです。
タバコの場合はまず口の中を確認し、残っているものがあれば取り出しましょう。
たばこの成分は水に溶け、体に吸収されるので、絶対に水分を与えないようにしましょう。
どのくらい食べたかを把握し病院に急ぎましょう。
また灰皿の灰や使用後のタバコ、また灰が溶けた水も同様に危険ですので速やかに受診しましょう。

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