赤ちゃん連れの飛行機を快適に過ごすコツ5選

5,545 views

赤ちゃんが生まれても、海外旅行や沖縄、北海道に行きたい! そんなママ・パパは多いですね。ヨーロッパやアメリカでは当たり前のように、赤ちゃん連れで旅行やバカンスを楽しむ家族が飛行機にたくさん乗ってきます。航空会社も、そのあたりは心得ていて、たくさんの家族連れ、子供連れのサービスを用意しています。予約する際に、もしくは搭乗時にリクエストすれば、お土産がもらえたり、スタッフがかわいがってくれますよ。わが家も生後9カ月で、はじめて飛行機に乗って旅行に行きました。快適に、飛行機を子連れで利用するコツを紹介します。



・ベビーフード・チャイルドミール

 国内線は3歳のお誕生日まで無料ですし、国際線は2歳のお誕生日まで、とても安い運賃で利用できます。ぜひ赤ちゃんだからと遠慮せずに、連れ出してあげてください。
心配なのは、飛行機でぐずることとご飯ですね。国際線では、ほとんどの航空会社では、赤ちゃん用のご飯(離乳食・ベビーミール)を準備してくれていますし、粉ミルクと哺乳瓶を持ち込めば、お湯でミルクを作ってくれますよ。
 ベビーフードは瓶詰めもののが多いのですが、月齢が大きくなるともう少し固形のものを用意してくれる会社もあります。予約時に旅行会社や航空会社に伝えてみてください。
授乳時には窓側の席で、ケープなどを身につければ、赤ちゃんが泣いてもおっぱいをあげることができますよ。お乳を口に入れるだけで安心して眠る赤ちゃんも多いですから、事前に席の希望を言うのもコツですね。

https://www.ana.co.jp/serviceinfo/international/support/family/

・バシネットシート

赤ちゃん用のゆりかご、バシネット(バシュネット)。クーハンと同じくらいの大きさのベビーベッドを、一番前の席の壁に取り付けます。
離着陸時は安全上はずされてしまいますが、ハワイやシンガポールくらい6時間の飛行距離ならぜひ予約しましょう。希望者が多数の場合は、より月齢が生後半年前後に近い方から優先的にサービスが受けられます。わが家は、12時間のヨーロッパ線で、ほかの方に譲ってあげたので、夫がずっと抱っこしていましたよ。ぜひ予約してくださいね。
赤ちゃんは寝入ってしまえば、バシネットに入れるだけ。もし寝てくれなくても物置代わりに使えますし、足元が広い一番前の席に座れるので、ちょっとお得ですね。
機内の毛布は少し大きいので、バスタオルを持ち込んで、赤ちゃんの寝冷え対策にしてください。

http://www.jal.co.jp/baby/

・おもちゃとアメニティグッズ

赤ちゃんはすやすやと眠ってくれることもあれば、目がランランで、ずっと起きていることも。飛行機の中は退屈ですので、いろいろと遊び道具があると楽しいですね。
国際線でも国内線でも、赤ちゃんや小さいお子様向けのおもちゃが配布されますし、もし配られなくても、客室乗務員に尋ねてみましょう。絵本などを貸してくれることもありますよ。
自分で持ち込むには、いつまででも飽きない遊び道具がいいですね。100円均一の磁石や、書いては消せるマジックボード、折り紙などが適当ですね。
機内では寝させるために「直前までくたくたに遊ばせる」のも手ですが、楽しい飛行機の旅行の思い出になるように、遊んでいる時間は写真をとってあげてくださいね。

http://ja.delta.com/content/www/en_US/traveling-with-us/special-travel-needs/children.html

・優先搭乗は断りましょう

飛行機に乗る際に、優先搭乗のアナウンスがあります。「お体のご不自由な方、妊娠中や小さなお子様をお連れのお客様…」などの放送を聞いたことがありませんか?
 わが家でも早めに乗り込んだことがありますが、その分、飛行機にも飽きてくる時間が長くなります。できれば、直前に乗り込んで、座っておられる通路のお客様や、周りのお客様に、「迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と挨拶すると、ぐっと雰囲気がやわらかくなります。
 先に乗り込んでしまうと、荷物や座席の確認など、あまり周りのお客様も余裕がないので、直前をお勧めします。それに、空席があれば、乗務員が気を利かせて座席を用意してくれることもありますよ。

http://www.lufthansa.com/jp/ja/Flying-with-baby

・バスタオルは2枚持って

機内を快適に過ごすグッズは、たくさん紹介されていますのでそちらに譲りますが、私がどうしても、1歳までの赤ちゃん、子どもさんに持っていってほしいものとして、少しかさばりますがバスタオルを2枚! 荷物に入れてあげてください。
機内は思った以上に冷えますので、毛布代わりになります。機内の毛布は、航空会社さんには申し訳ないのですが「汚い」です。化学繊維で、お子さんは嫌がることもあります。さらに座席やバシネットで寝付いてくれなくても、ゆかにお座りさせたり、仰向けで寝かせてあげたら、意外に落ち着くお子さんもいます。
床に敷くのは抵抗があるかもしれませんが、旅先でさっと洗えば意外にすぐに乾きます。バスタオルは、ホテルでも移動の車内でも、もちろんビーチやマリンスポーツでも大活躍します。少しかさばりますが、ぜひ余分に「手荷物」に入れてくださいね。

http://www.finnair.com/jp/jp/information-services/planning-your-trip/children

こんな記事も読まれています