私が出産する前に、先輩ママである同僚が教えてくれました。
「ある程度子どもが大きくなったら、自宅で野菜を育てるといいよー。食べるものを作ることの大変さを知ることもできるし、食べ物への感謝の気持ちも生まれるし、美味しい野菜も食べられるし、いいこと尽くしだよ♪」と。
準備
野菜を育てるには、風通しが良く、日当たりの良い場所を見つけ、水はけの良い土を準備することが必要です。
戸建ての方はお庭で、マンションの方はプランターや植木鉢になりますね。
それでもやっぱりスペースが無いなぁという方は、ちょっと本格的になりますが、貸し農園を利用するという方法もあります。民間企業が運営しているところもありますし、市区町村が年1回くらい広報などで募集しているところもあります。是非探してみて下さい。
オススメの野菜
野菜によって、育て方の難易度が異なりますので、初めは簡単なものやお子さんが好きな野菜から始めていくのが良いでしょう。うまく育てられるようになってきたら、少しずつ難しいものに挑戦してみて下さい。
●初心者向け
じゃがいも、小松菜、にんじん、ミニトマトなど
●中級者向け
ブロッコリー、カリフラワー、枝豆など
●上級者向け
キャベツ、レタス、ごぼう、玉ねぎなど
今回は、初心者向けのお野菜をいくつかピックアップします。
じゃがいも
じゃがいもで育てやすいのはメークイン、男爵、キタアカリなど。
じゃがいもはいも類の中では比較的短い期間で収穫することができます。8月頃植えると、11月には収穫できます。
ポイントは、食用のものを植えるのではなく、園芸店などで専用の種イモを購入して植える事です。また、いもが土から露出しないように、後からの土寄せが大切です。
じゃがいもですが、収穫後いただくときに、芽や緑化したものにはソラニンという毒性成分が多く含まれていますので、注意してください。
https://www.ja-nishikasugai.com/green/saien/jagaimo/jaga.htm
小松菜
小松菜は一年中種まきが可能です。暖かい季節であれば、20日で収穫できます。
また適応力が高く、プランターや植木鉢でも簡単に育ちます。
(※ですが、一番美味しく育つのは冬で、霜に当たった方が美味しくなると言われています。)
ポイントは、種まき前に、肥料をたっぷり入れておくことです。
間引きながら育てていく野菜ですが、間引いた小さな小松菜も、ベビーリーフとしてサラダなどに使えます。
最近人気のグリーンスムージーにも使われる小松菜。栄養価の高い葉野菜ですので、積極的に食べたいですね♪
https://www.ja-nishikasugai.com/green/saien/komatsuna/komatsuna.htm
にんじん
にんじんは夏に植えると、11~12月頃から収穫が可能です。(生長してからは暑さに弱いので、幼苗期に夏を過ごさせた方がいいです。)
にんじんの種は光が好きなので、植えるときに土は薄くかけて下さい。
ポイントは、種をまいてから芽が出るまで土を乾かさないようにすることです。種まき後、不織布やもみ殻などをかけて毎日水やりをして管理してください。その代わり、芽が出てしまえば、それほど手をかけなくてもすくすく育ちます。
にんじんに含まれるカロテンには、抗酸化作用があり、紫外線に対抗する力を強めてくれます!
参考「キッズとママの夏休み応援号!」企画・制作:キッズファミリー事務局、監修:児童環境育成協会
https://www.ja-nishikasugai.com/green/saien/ninjin/ninjin.htm