赤ちゃんは泣くのが仕事!そう思ってくれる方もいますが、中にはよく思わない方も・・・
これが夜泣きともなれば、なおさら大きなご近所トラブルに発展してしまう事もあります。
大きな問題になる前に、未然にできる限りの対策をとっておきましょう。
1.あらかじめご近所にあいさつに行く
赤ちゃんが生まれ新しい生活をスタートする前に、ご迷惑をおかけするかもしれないお宅には挨拶に行きましょう。マンションの造りによりますが、フロア3軒隣・真上・真下と思い当るところは、とりあせず行きましょう。赤ちゃんの夜泣きで、今までの生活が変わってしまうのはあなたの家族だけではないかもしれません。事前に挨拶に行き、赤ちゃんが増えて迷惑をかけるかもしれないと伝えておくだけで相手の印象は全然変わります。その時に「何かあれば言ってください」と伝えておけば、相手もこちら側に苦情を言いたい時は伝えやすくなります。そうすることで、管理会社を巻きこむほどの大きな問題に発展する事はなくなります。また相手から直接言ってもらえた方が具体的な事がわかり、対策も取りやすくなります。
2.防音カーテンに変える
防音壁に変えるのは難しいですが、防音カーテンならその日のうちに取り掛かれます。
ガラス窓は音漏れしやすいので、カーテンを変えるだけでもかなり効果があるでしょう。
赤ちゃんが生活する部屋だけでもいいので変えてみる事をおすすめします。
レースのカーテンなどと2重にするのも効果的です。今は防音カーテンがホームセンターなどで気軽に買えるようになり、柄や色も豊富にそろっているので部屋のインテリアに合わせたモノを選びましょう。これは赤ちゃん時期だけではなく、子供が大きくなってからの遊び声や音の対策としても使えるので早めに取り入れましょう。
3.壁側に背の高い家具を置く
音の振動は壁を伝っていくので、お隣の家との境界の壁に背の高い家具を配置する事で回避しましょう。しかし、赤ちゃんの部屋に高い家具を置くという事は、家具に収納してあるモノの落下や、家具自体の転倒などの心配が出てきます。家具を配置した壁側からは離れたところに赤ちゃんの寝る場所を設けるようにしましょう。そして地震対策や転倒防止策もしましょう。
4.とにかく全て締め切る
赤ちゃんの夜泣きが始まったら、全ての窓や換気扇、外につながっている所を閉めるようにしましょう。涼しい風を入れる為、窓を開けたい気持ちもわかりますが、そこは割り切ってクーラーで乗り切りましょう。赤ちゃんの生活範囲である部屋だけでも窓や扉の隙間をふさぐ、隙間テープなどを使ってみましょう。そうすることでも少なからず音漏れを防止できるでしょう。
5.赤ちゃんの生活を考える
赤ちゃんの夜泣きもいつかは終わりを迎えます。それは赤ちゃんが昼夜の区別がつき、夜にぐっすりと深い眠りをとれるようになる頃です。そのためには赤ちゃんに一日の生活リズムを身につけられるようにしてみましょう。昼しっかり遊び、昼寝の時間を調節してみたり、お風呂の時間を習慣づけたりして夜の深い眠りを応援してあげましょう。また、赤ちゃんは昼間の出来事を夜寝ている時に整理しています。赤ちゃんの成長段階では刺激を与える事は大切ですが、過度なものは夜中の奇声をあげる原因になりうるので控えましょう。
夜泣きは正中過程におこる短い期間のものです。うまく乗り切って快適に暮らしましょう。