実家に帰省、それも子供連れとなると、考えるだけでもうんざり~、なんて方も多いと思います。実際に、着替えや荷物を考えると、年に2回、お盆とお正月の帰省は、できればパスしたい、と考えちゃいますよね。じいちゃんばあちゃんは孫の顔を見るのを待っているし、子どもたちも山や海で思いっきり遊んで、宿題も仕上げないといけない。帰省の大切さはわかるものの、高速道路は行楽や帰省ラッシュで大渋滞。少しでも楽ができるように電車での帰省を考えてみませんか。子どもさんの年齢や、お子さんの数にもよりますが、往復の道中でできるかぎり荷物を減らすコツを御紹介します。
着替えは最低限。圧縮袋に入れて
持ち物のなかでかさばるもの、そしてたくさん必要なものは衣類。着替えは最低限に、実家でも洗濯して ・・・ と考えてはみたものの、やはり必要なものは持っていかないといけません。
衣類圧縮袋を使う人も多いですが、コツは丸める旅行用のよりも、衣替えのときに使う、少し大きめの掃除機で吸い取るタイプ。平たく伸ばせば、かなり圧縮できますよ。
あと便利なのは、紙おむつの圧縮です。買ったままの袋ではなくて、衣類のなかに混ぜて入れれば、紙おむつまで小さくコンパクトになります。
途中で買えるものは買う
途中のご飯。お弁当に、お茶に、ジュース。おにぎりやサンドイッチを作って ・・・ 考えるだけでも、その分早く起きなければなりませんし、疲れてしまいます。しかも衛生上も心配。
少しでも節約を考えてしまいますが、ここは年に2回と割り切って、途中で、お茶やお弁当は買っちゃいましょう。駅にはキオスクやコンビニがありますし、おいしそうな駅弁もあります。小さな子どもなら、お弁当は2人で1個。これも良い思いでになりますね。
子どもたちは水筒を持って行きたがりますが、結構水筒も荷物。虫かごや道中のおもちゃにして、途中でペットボトルを買いましょう。
スーツケースはかえって邪魔。背負えるリュックにしよう
1週間前後の帰省。スーツケースの方も多いですが、結構重いんですね。ごろごろとキャスターがついていますが、駅のエレベーター前はたくさんの人。しかもベビーカーを押しながらスーツケースは転がせない。
そもそもスーツケース自体が重いのに加え、ついつい詰め込んでしまうんですね。リュックサック・ディパック・バックパックもオシャレなものが増えていて、大容量で丈夫な製品もあります。
両手があきますので、安全面でもGOOD。背負える重さまでしか荷物を持っていきませんから、より効率的ですね。
子どもが必要なものは子どもに持たせる
子どもたちは帰省と聞いただけで、ワクワクドキドキ。絵日記に工作宿題に虫取りに植物採集 ・・・ すべて道具と材料は子どもに持ってもらいましょう。
自分のことは自分で。着替えもリュックに入れて準備する。これも大切な夏休みの宿題ですね。
幼稚園・保育所に通い始めたら、リュックを背負って歩くことができます。それだけでもパパママは楽になりますよ。
前もって宅配便で送る
究極の荷物削減はこれ。事前に宅配便で送っちゃいましょう。
確かにお金がかかります。しかし往復、子ども連れとなると、それだけで疲労困憊。それなら、手ぶらで、とまではいきませんが身軽になって気持ちにも余裕を持たせることで相当違いますよ。
我が家では、着替えやお土産、子どもの必要なものは、どんどんダンボールにつめて実家に直送。1年間に2回以上出すと50円安くなったり、2個以上同時に同じ住所に出すとだと割安になるサービスがありますよ。疲労や危険回避はコストには換えることができません。帰りも、実家から送ってもらっちゃいましょう。往復で割引サービスがある会社を選ぶのもポイントですね。