一番多感で、一生の中で心も体も一番発達していく０歳期。
月齢にあったおもちゃを選び、成長につなげて生きたい。
ではどんなおもちゃが効果的に成長に影響を与えてくれるのでしょうか。
パパとママから贈る、成長を応援できるおもちゃを選んでいきましょう。
新生児期 0カ月
この頃の赤ちゃんは、まだ目もよく見えません。手と足以外の体もほとんど動かしません。
この時期に選んであげたいおもちゃは、肌触りの優しい布製のものにしましょう。
赤ちゃんは自分で遊ぶ事ができませんが、優しい手の平の刺激は、脳の発達に良い影響を与えるでしょう。そして、パパやママがあやすために使うおもちゃを選ぶのであれば、ガラガラなど優しい音の出るおもちゃにしましょう。耳の近くで優しく鳴らしてあげるだけで、赤ちゃんは興味をもち、よい刺激になります。
1カ月～3カ月
この頃は目もしっかり見え出すので、動くものやポップでカラフルなものなどに興味を持ちます。
まだ首座りをしていない頃ですので、赤ちゃんが寝たままの態勢で楽しめるおもちゃを選ぶのもいいでしょう。たとえばベッドメリーは音とともに人形が動きだし、モノのよっては光るものもあります。これでしたら、寝たままの状態で一人で楽しめますし、ママの家事の時間に充てることもできるようになります。手に持たせるおもちゃであれば、引き続きガラガラなどのおもちゃを選びましょう。ただ、新生児期とは違い、かなりの勢いで手をばたつかせるようになるので、顔や頭に当たっても痛くないものにしましょう。
4カ月～6カ月
この頃は首も据わり、体つきもどっしりとしてきます。この頃、人見知りが始まったり、自分の中で区別などができるようになっていきます。そしていろんな事に興味を持ちだす頃なので、いろんな素材のカサカサ鳴るような布絵本や触ると仕掛けが出てくるものなどを選んでみましょう。
たくさんの肌触りや、音や驚きに出会う事で、脳の発育に良い刺激を与えます。
7カ月～9カ月
この頃はハイハイやつかまり立ちなど、興味・行動の範囲が広がっていきます。
手押し車やつかまり立ちの補助になるようなおもちゃを選びましょう。
そして指先を使ったおもちゃも取り入れていきましょう。
ブロックや積み木などを一つ一つ積み重ね、崩すという遊びです。
一見ムダのように思いますが、積み重ねる事は、頭の回転と、バランス感覚を養い、崩すという事で、大きな音の衝撃と崩れてなくなるという状況の把握ができるようになります。
ただ口に入れてしまう頃でもあるので、選ぶおもちゃは口のサイズより大きいものにしましょう。
10カ月～12カ月
この頃はさらに指先に複雑な動作を加えてみましょう。
ボタンをつかんだり、かけたりする練習ができる布絵本や、紐を引っ張ったり、折り紙を細く切ったりと、指先を動かしてみましょう。
そして、全月齢を通して、赤ちゃんとのスキンシップやコミュニケーションを大切にしましょう。
月齢に合ったおもちゃをただ渡すわけではなく、パパやママと一緒に遊ぶという事がとても重要なのです。
