テレビやネットで、ひとつの区切りとしてよく取り上げられる、3歳児。
では実際、パパやママはどんな事にポイントをおいて、生活すればいいのでしょうか?
そこで3歳児の成長過程と遊びを通して、生活のポイントをまとめてみました。
3歳児の生活
赤ちゃんの時期を卒業し、もうりっぱな幼児の体つきになった3歳児。
話すことも上手になり、自分の気持ちや要求を伝えることができるようになり、相手の言っていることを理解し、気持ちを汲み取ることができ、意思の疎通が図れるようになってきました。
生活面でたくさんの事ができるようになりました。
一人でお着替えをしたり、ご飯をたべたりと身の回りのことをできるようになるので、お世話もずいぶんと楽になっていきます。
お友達ともじょうずに遊べるようになり、たくさんの事に興味や関心が湧いてきます。
なぜ・どうして?と質問攻めにあうのもこの時期です。
体を使った遊び
お外でのびのび体を動かして遊ぶことは、子供の発育にとても良い影響を与えます。
外気や日光に触れることで体は強くなり、出会うもの全てに刺激を与えてもらえるのです。
おススメは、かけっこや追いかけっこなどの全身を使った遊びです。
ママと一緒に簡単なかくれんぼや鬼ごっこなども楽しめます。
また3歳頃には、片足でジャンプしたりもできるようになるので、けんけんぱ遊びもやってみましょう。
頭を使う遊び
指先の作業がだいぶ上手になってきます。
指先を動かすことは、脳に良い刺激となり発育を促します。
この頃にはぜひ、手先を使った遊びを取り入れておきたいものです。
色紙や新聞紙を細くちぎってみたり、小さなシールを紙に書いた線の上に一列に貼ったりと、少し高度な手先の遊びをしてみましょう。
また様々な感触のものに触れ合うことも大切で、粘土遊びもオススメです。
粘土の感触と、自分の想像するものを作り上げる創作遊びはとてもいい刺激になります。
育児のポイント
小さい頃からコミュニケーションやスキンシップをしっかりとるように心がけましょう。
3歳児は一人で遊ぶこともできますが、できればパパやママが一緒になって遊ぶことがポイントです。
子供の遊びに様々な声かけをしてあげましょう。
パパやママが反応してくれることで、子供はますます嬉しくなり意欲的に行動します。
またパパやママが笑顔で優しく見守ってくれていることに、安心感を感じ精神的に安定していきます。
情緒を養うのにもとても大切なことなので、時間がある時はなるべく一緒に遊ぶ時間を作りましょう。
育児の注意点
3歳頃はできることも増え、意欲的に自分でしたいと思うようになります。
靴を履いたりボタンを掛けたりと、頑張ってチャレンジします。
できるまでに時間がかかることもありますし、できないことに子供がいらいらしてしまうこともあります。
しかし手伝いたくなる気持ちをグッと抑えて、優しく見守ってあげましょう。
パパやママがしてあげることは簡単ですが、子供が自分でできるまで待ってあげられる余裕を、心にも時間にも持つようにしましょう。