「子供に読み聞かせをしていたら、なんだかこっちまで感動しちゃった」
我が家の子供たちは絵本が大好きでよく読み聞かせをしていました(現在は2歳前の子供に読み聞かせ中の筆者)
子供のために書かれた絵本でも、思わず感動して読み聞かせ中に声が詰まってしまった絵本をご紹介します。大好きなお子さんと一緒に感動してみてはいかがですか?
ちょっとだけ
なっちゃんにきょうだいが出来ました。
今まではママを独占していたのに、ママは赤ちゃんに付きっ切り。なっちゃんは頑張ります。今までママがしてくれていたことを「ちょっとだけ」頑張ります。そんな健気ななっちゃんに、子供を持つお母さんはぐっと来ることでしょう。
この絵本が我が家に届いたのは息子が2歳のとき。私、号泣いたしました(笑)そんな息子も今小学生。1歳8ヶ月のいもうとができ「ちょっとだけ」いえいえ「たくさん」頑張っています。
ねぼすけスーザときいろいリボン
スーザの近所で赤ちゃんが生まれそう。そんな時、一緒に住んでいるマリアおばさんがスーザの赤ちゃんの頃に来ていた洋服をお下がりにしようと出してきます。スーザはそれに似合うリボンをおばさんに教えてもらい一生懸命作ります。赤ちゃんが生まれリボンつきの洋服を着た赤ちゃん。スーザは嬉しくもちょっとうらやましいみたい。そんなスーザの気持ちが伝わってくる優しいお話です。
この絵本は息子の幼稚園で定期購入していたものの1冊でした。
寝かしつけのときに読むと、なんとも優しい気持ちになったものです。
おこだでませんように
学校でもお家でもいつもいつも怒られていまう僕。本当の心の中をぐっと抑えて言い訳せずに怒られるのを受け入れる僕。でも、本当は褒めてもらいたい、優しくしてもらいたいと思っている僕。
ある日の学校での出来事で、ちょっと素直になれた僕。
まさに男の子らしい、やんちゃな素敵なお話です。
この絵本は、絵本の図書館で読んだのですが、涙がホロリでした。いつも叱ってばかりの私ですが、子供の心を覗くように育児が出来たら素敵だなあと思いました。
おまえうまそうだな
アンキロサウルスの赤ちゃんは生まれたときから一人ぼっち。そんな時、初めてであったのがティラノサウルスでした。ひょんなことからティラノサウルスをお父さんと思うアンキロサウルスの赤ちゃん。本当は「餌」のアンキロサウルスにいろいろなことを教えるティラノサウルス。でも、別れのときはきてしまいます…。
「愛情」そんな言葉がぴったりな言葉。親を信頼する子供の気持ち、子供を厳しくも優しさいっぱいで育てる親の気持ちが、ジーンとくる1冊です。
泣いたあかおに
心の優しい赤鬼は人間と仲良くなりたいと思い、家の前に立て看板を立てます。でも、信じてよってくる人間は一人も居らず、寂しい思いをしていました。ある日、尋ねてきた青鬼に悩みを打ち明けると青鬼は自分が人間の郷で悪さをするのでその時に人間を助けるように言います。言われたとおりにし、人間にも信頼されて嬉しい赤鬼。でも…..。
幼い頃に読んで、なんでこんな悲しい事になったんだろうと思ったものです。青鬼の行動が良かったのか悪かったのか、もっと方法は無かったのだろうかとつい思ってしまいます。
いろいろな気持ちを、子供と一緒に考えることの出来る1冊ですね。