子育てをしていたら本を読む暇なんてない!という方もいらっしゃるかもしれませんが、寝る前10分程の時間を使ったり、つけっぱなしになっているテレビを消してみたりして、隙間時間に読んでみたりしてください。
自分が何にイライラしているのか、どうしたらイライラしないで済むのか、本は色々なことを教えてくれます。最近はインターネットやスマホで、さまざまな情報を収集することが出来ますが、紙のページを一枚一枚めくるという行動は、人間の心を安定させるのにとてもいいのです。目にも優しいですしね。
また、「子は親の鏡」。読書をする親を見ていると、子供も自然と本を読むようになります。まずは、子育てのヒントをもらうための読書を始めてみてはいかがでしょうか。
どならない子育て/ディスカヴァー・トゥエンティワン
車の運転を教習所に習いに行くように、怒鳴らない子育てを教えてくれるところがあればいいのに、、、そんな思いから生まれた、怒鳴らない子育てを教えてもらって、実際に練習してみましょう、というコンセプトの本です。
躾の基本や、効果的な褒め方など、子育てのハウツーをじっくり教えてもらえて、実践できるので、効果は絶大です!
自分の「怒り」と向き合う本/実務教育出版
今、話題の「アンガーマネジメント」の本です。怒りを鎮める方法だけでなく、もっと根本的な、「怒り」に対する認識と対処の仕方が書かれています。
子供の頃の自分を思い起こし、深く自分と向き合うことが出来る本です。
また、今、目の前にいる、怒っている人の対処法も載っています。
大切なのは、「怒る」ことは悪いことではなく、沢山ある感情のひとつなんだと、理解することだと、教えてくれます。
【賢い子に育つ!0歳からのらくらく子育て】 カヨ子ばあちゃん73の言葉/ダイヤモンド社
脳科学おばあちゃんことカヨ子おばあちゃんが教えてくれる子育て術の本です。今は、核家族化が進み、なかなか年長者の意見を聞きながら子育てをすることが出来なくなってきました。また、アドバイスだけくれればいいのに、あれこれ口を出してきて逆にイライラしちゃう!なんてことも多いようですね。
それでも、年長者というのは人生の先生です。子育てをし終わっているからこそ言えるアドバイスもあるのです。そんなアドバイスだけが欲しい人にぴったりの、カヨ子おばあちゃんの本は、理性を失わずに叱るヒントを沢山くれますよ。
お母さんの心がラクになる!怒らない子育て/青春出版社
精神科医の水島広子さんの著書で、「怒らないお母さんなんていいない」から始まって、「つい怒ってしまう」のは「悪いこと」ではないということを教えてくれる本です。、12のよくあるケースの解決案が具体的に書かれていたり、専門家と母親の役割の違いなど、ハッとさせられる内容が盛りだくさんです。
「子育てを通して自分を癒そう」なんて、イライラ子育て中のママに是非体感してもらいたいトピックばかりです。
最後に書かれた、ママへのメッセージ「子育ては、親自身が子どもから愛される体験である」というのは、本当にその通りです。子育てが出来る今だからこそ体感できる幸せを、出来るだけ沢山のママに感じて欲しいです。
子どもが変わる 怒らない子育て (フォレスト2545新書)/フォレスト出版
子育てママの為の、アンガーマネジメントの本です。無駄に怒らないために必要なことなど、わかりやすく、すぐに実践できるような内容ばかりです。
特に、一方的に親の感情や意見をぶつけるのではなく、相手がどう思っているのかを尊重する、理解しようと努めるというのは、とても大切なことです。
子育てだけでなく、さまざまな対人関係にも応用できるアンガーマネジメントなので、イライラがどうにもできない!というママには是非読んでもらいたい1冊です。