色打ち掛け、どんなデザインがあるのか?またおすすめの柄は?

10,110 views

最近は和装、色打ち掛けもいろんなデザイン、タイプがあって
改めて和服のよさも見直されており、色打ち掛けで結婚式・披露宴を
してみたい、と思う花嫁さんも多いそうです。

今回は、色打ち掛けの柄、デザインなどについて見て行くことにしましょう。



色打ち掛けとは何か?

赤や金など白以外の色を用いた打掛です。魅力は何と言っても華があることですね。

特にどの色がNGということはありませんので好きな色を選ぶことができますし、バリエーションも豊かですから、披露宴の際に着られる新婦さんも多いようです。白無垢と同様に、神前式でも着ることもできますよ。

色打掛プラス角隠しの組み合わせが一般的ですが、最近では色打掛用の綿帽子もあるということです。

柄選びのコツは?

背の高い方は大きな柄、小柄な方は小さく縦に流れるような柄がにあうと一般的には言われているようです。

やっぱり婚礼の衣装にふさわしく、おめでたい柄が刺繍されたものが好まれます。

いくつか、柄の種類について以下あげていきますね。

~吉祥文様~
新郎新婦の門出を祝い、幸福、不老長寿を願う、縁起の良い文様です。松竹梅、御所車などがあります。

~青海波~
永久に寄せては返す波を表現して、花嫁のとこしえの幸せをあらわすおめでたい文様です。

~扇面~
末広がりの幸せ、新郎新婦の輝かしい未来を願う文様です。

~鶴一度~
夫婦になると一生ともにするという鶴をかたどって永遠の愛を表現する文様です。

また婚礼の時期によって春なら梅や桜、夏は藤や菖蒲、秋はキキョウ、冬は菊や松などの柄もいいようですよ。

おすすめの色打ち掛け1

刺繍された 花くす玉の文様が可憐であり華麗である一枚です。色味も目に鮮やかでとても美しい 、印象に残る大人気のデザインだとか。やわらかい色合いなので、あなたをさらに優しく柔和な印象にみせてくれるでしょう。

おすすめの色打ち掛け2

赤や白が主流のなかで珍しいタイプ、深い紺色の色打掛です。金色流水紋様が美しいですね。裾や背中には牡丹の大きな柄や吉祥紋様がふんだんに入る気品の高い一枚となっています 。中に合わせる振袖次第ではシックな印象にも、クラシックな印象にも変わることができる魅力的な一枚です。

おすすめの色打ち掛け3

このデザインは打ち掛けではなく正式には「引き振袖」といいます。

別名「おひきずり」とも呼ばれる引き振袖は、かつて武家の結婚衣裳として着られていました。裾を引いた振袖で、色の種類も豊富です。

総刺繍で花筏図を織り込んで、シックな色使いでモダンに仕上げてあります。
引き締まった色合いの中にも華やかさのある素敵な一枚です。

最近では成人式で着た振袖を花嫁衣裳用に仕立て直しで、着られる方もいるようです。

成人式しか着られないのはもったいない!とかお母様おばあさまから譲り受けた晴れ着にもう一度袖を通したい!といった女性にぴったりですね。

こんな記事も読まれています