小さい子供に起きやすい5つの事故の対処法

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どれだけ気を付けていても起こってしまう事故。小さい子供に起きやすい事故の注意する点と対処方法を5つ取り上げてみました。知っておくだけで小さい子供だけでなく、誰に対しても、事故が起こった時、冷静に対処ができます。



たった10cmの水で溺水してしまいます

子供は浴槽以外でも、溜めている水が10cmあるだけで溺れてしまいます。ですので、小さい間は1人でお風呂に入らせない、湯船に溜めたお湯は残さない、トイレや洗面所など水回りでは水を溜めておかないようにしましょう。もしも、溺水してしまい、声をかけて反応が無い時はすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を行い、救急車を呼びましょう。溺水後、早く気付いた時に子供の顔色がよく、いつも通りの呼吸をしているなら大丈夫。ですが、様子をみて、急に意識がなくなったり、顔色が悪くなったら、病院へつれていきましょう。

興味があるから高い所へ登り、落ちてしまうんです

小さい子供はいろんなことに興味を持ちます。いつもより高いだけで景色も変わりますよね。1回物の上に乗ってしまうと、また乗ってみたくなり、少しの油断で転落してしまいます。普段から、椅子やテーブルの上に上がらせないようにし、窓際やベランダの柵の前などに、登れるような物は置かないようにしましょう。転落してしまった時、出血があるなら、傷口をタオルなどで圧迫し、血が止まらなければ病院へ。頭を打って、たんこぶができていれば、冷やして様子をみる。吐き気があるなら、病院へ行きましょう。鼻血が出たら、鼻血を飲まない様に下を向き、時々鼻全体を圧迫しましょう。

やけどは後遺症が残る場合もあるので注意しましょう

やけどの原因は熱い液体によるものが多いので、食事や熱い飲み物、卓上のポットなど簡単にさわらない様に気を付けましょう。キッチンで料理中に物を落としたとき、偶然子供がいたという話もあります。いつでも、子供の居場所を確認しながら作業をしてください。服の上から熱いものがかかった時は服は脱がさず、服の上から水をかけて冷します。やけどの範囲が広い場合は病院へつれて行きます。家で対処できるような大きさであれば、痛みがなくなるまで冷すことが大事です。関節や手の平がやけどした時は治ってから、皮膚が引きつれたりするときもあるので、病院で見てもらう方がよいでしょう。

なんでも飲み込んでしまう時期があります

小さいうちは口に入れて確認をする時期があります。偶然の場合もありますが、食事の時にも噛まずに飲み込んでしまう時もあります。食事中はすぐに気付くことができますが、部屋に落ちていたものを勝手に飲み込むこともあるので、子供が口に入りそうなものは手に届かないところに片付けておきましょう。もしも、飲み込んでしまった物が飴などの時は、背中(肺の部分)を思いっきり叩くと、肺の中の空気で吐き出させることができます。洗剤や化粧品、タバコなどを飲み込んだときは急いで病院へ。無理に吐き出させてはいけないものがありますので、どうしていいのかがわからない時は119へ連絡し、応急処置を教えてもらうか、救急車を呼んでもらいましょう

地面に近い子供は熱中症になりやすいんです

子供が歩くようになっても、ベビーカーに乗っていても、地面が近いため、地面の熱さをすぐに受けてしまいます。こまめに水分をとり、できるだけ涼しいところにいるようにしましょう。ぐったりしていたり、異常なほど汗をかいたりしていたら、すぐに病院へ。大げさかな?と思っても、早めに病院へつれて行きましょう。大人が思っている以上に子供は上手に汗をかくことができません。周りの大人が気にかけてあげましょう。

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