新生児のお世話としつけのポイント!

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赤ちゃんはさまざまな可能性をもって生まれ、さまざまな能力を獲得していきます。

赤ちゃんにとって、産まれてからの数か月はとっても大切な期間です。

あらゆる能力を獲得するための感受性が増えているとても重要な時期なのです。

日常のお世話としつけが大切になってきますので、ポイントをご紹介!



ぐずって泣く時

赤ちゃんは泣くことで自分の意志をお母さんに伝えようとします。
おっぱいがほしい時、抱っこしてほしい時、遊んでほしい時、おしりが気持ち悪い時、
その気持ちがお母さんに伝わったら、ピタリと泣き止んで満足そうな表情をします。
最初のうちはなぜ泣いているのかわからないかもしれません。
そんな時お母さんが不安そうな顔をすると、赤ちゃんも不安になってゆきます。
焦らず、一つ一つ勉強していくるもりで頑張れば、
きっとお母さんの自信につながっていきます。

抱き癖

泣くたびに抱っこしていたら「抱き癖」がついて我慢のできない子になるのではないかという心配をよく聞きます。赤ちゃんは次第に知恵がついてくると、じっと寝ているだけでは退屈になってきます。
自分では思うように体を動かせないからお母さんに抱っこしてもらって色々と経験したいのです。
だから、この時期は抱き癖など心配せず、思う存分抱っこしてあげましょう。

泣きぐせ

抱き癖は気にする必要はないと書きましたが、だからといって、全く泣かせないようにする必要はありません。
お母さんが用事のある時は、「待っててね」といって赤ちゃんに声をかけてあげれば、用事を済ませてから抱っこしても遅くはありません。
そのうち赤ちゃんも「お母さんはいつもすぐに抱っこしてくれるとは限らない」ということを経験的に学んでいくでしょう。
その変わりに声をかけることが重要です。
「待っててね」とこの一言を添えてあげましょう。赤ちゃんは理解してくれます。

母乳不足が心配な時

母乳のみのお母さんは特にですが、母乳不足が心配な時は赤ちゃんに乳首を吸ってもらうことが一番大切です。母乳の出方が悪いからといって、吸わせないでいると悪循環。
ますます母乳は出てこなくなるのです。
赤ちゃんが乳首を吸うことにより、その刺激が間脳に伝わり、母乳を分泌しようとホルモンが出て、母乳も出るようになります。
さらに、お母さんが精神的に安定していることが、そのホルモンの分泌を高めます。
授乳前にマッサージすることも効果的です。
授乳後は残った母乳を絞っておきましょう。
そのままにしておくと、乳腺炎のリスクを高めます。

環境について

体温の調節が未熟な赤ちゃんは暑さや寒さなど、環境の変化を受けやすいので快適に過ごせるように工夫をしてあげましょう。
特に環境を乱すものとして、赤ちゃんの部屋での禁煙があります。
赤ちゃんの側でたばこを吸うとその1割を赤ちゃんが吸うことになり有害です。
生後1年間の赤ちゃんの喘息や気管支炎にかかる率は親の喫煙と深い関係がありますので絶対にやめましょう。
なお、たばこの中のニコチンは母乳の分泌を抑制します。
命にかかわりますので、喫煙は避けるのがベストです。

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