子供のやる気を奪う5つの言葉。無意識に発してしまっているかも?

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子供のやる気を奪う親の言葉。

ほんの少しだけ言い換えるだけで、魔法のように子供のやる気スイッチをONにできるんです!

無意識のうちに、この言葉、発してしまっていませんか??



「○○しなさい」

「片付けしないさい」「早くご飯を食べなさい」など、命令口調の注意は日常の中でよく言ってしまいがちですよね。

少し考えてみてください。この言い方で、子供は素直に「はい」という事をききますか?

☆やる気スイッチをON☆
「○と△、どっちをする?」と声のかけ方をかえてみましょう。
子供は自立心が尊重されたことに満足し、やる気を出して頑張ります。

「だから言ったでしょ」

親の言う事を聞かずに失敗したあと、言ってしまいがちな言葉です。

こう言うことで、親の言うことは正しいという観念を子供は抱いてしまい、NGです。

結果だけで否定をしてはいけません。自己肯定感が低くなります。

☆やる気スイッチON☆
にするには、自分で決めて行動したこと、それまでの過程で頑張ったことを褒めてあげましょう。褒めた上で「次はどうすればうまくいくのか」を考えさせ、なにかアイデアを思いついたら「今度はそれをやってみたら、きっとうまくいくよ」と勇気づけてあげましょう。

「それは間違ってるよ」

子供が他人を傷つけたり、迷惑をかけるようなことがあれば、親として正しい方向へ導くことが重要です。
けれど親というのは、失敗することが目に見えていると、些細なことでも「それは違う!」と一言口に出してしまいます。

子供は自分の人生を、つたないながらも手探りで選んで生きようとしています。何度注意しても聞かない子ほど、失敗を恐れず自分の足で自分の頭で人生を選んで生きようとしています。そんな気持ちも考えず、親が失敗させないように事前に注意をしてやめさせようとすれば、子供は自分を否定されたと思い込み、やる気を失ってしまいます。

☆やる気スイッチON!☆
間違いを指摘する前にまずはできていることを褒めてあげましょう。
それから「ここをこうしてみたら?」などと提案するのがいいでしょう。褒められたことと自分で決められることで、子供のやる気はアップします。

「なんで○○できないの」

何度も同じ失敗を繰り返すときに言ってしまいがちなセリフです。

けれど、よく考えてみてください。
子供は失敗を繰り返し、成長していきます。何度も失敗するということは、何度も勇気を出して挑戦しているはずなのです。

それなのに、責められてしまうとやる気どころか、落ち込んでしまいます。

☆やる気スイッチON!☆
「できる」「できない」ではなく、「やる」「やらない」に置き換えてみましょう。
失敗しても挑戦しようと思う、それが「やる気」なのです!

子供は親の言葉に影響を受けています。

子供にはしっかりと自立できる大人になって欲しいものですよね。
そんな大人に成長するには、自分の存在を肯定し、自分に自信を持てる「自己肯定感」がとても大切です。
この「自己肯定感」は、他人からの評価でのみ高まっていきます。

こどもは失敗するもの!恥をかくもの!です。それでも自分で選んで行動できる人に育てられれば、少しずつ失敗の数も減り、自立できる大人に成長できるのではないでしょうか。子供の自己肯定感を少しでも高める声かけをできれば、「やる気スイッチ」をONにすることが可能になります!

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