子どもが自立できる子育てのポイントをまとめてみました。
アメリカの育児に学んでみる
アメリカの子育てにおいてとにかく目標は独立すること。独立後はむやみに干渉しない。親のもとを離れたら親の助けは借りない。そして親も独立を保つ。
親は、子供に対して人格を持った一人の個人として、その存在を客観的に認め、自分と対等に扱おうとする姿勢があり、子供を所有化する事はなく、自分と子供の間に一線を引いている。
まずは親が自立する
・子供は、親の真似をする。自立した親からは、自立さえも真似をする。
自分の親から自立できていますか?子どもを所有物化してませんか?夫婦はお互いに、頼り頼られる関係でいれてますか?
子どもの成長と共に、育児を終えた後の自分自身の人生、『育児からの自立』もイメージしましょう。
・褒める
褒められることで、自分はできるんだ!との(自己有能感)が育ち、自分は受け入れられている(自己肯定感)が芽生えてきます。自立している人間ほど、過去に周りの人間から「褒められた(認められた)」経験がたくさんあると言われています。
もちろん、ダメなことはダメだということも必要です。すべてを認めてしまうと、いいことと悪いことの区別がつかなくなります。
やってみたいという意欲を尊重する
・自立していない人間というのは、チャレンジ精神が足りません。
忙しい現代社会だが、子ども本人がゆったり考えて行動にうつせるように、待つことも大切です。
・遠くから見守る
あえて口を出さない、手伝わない努力をしましょう。
親が先に「こうしなさい、ああしなさい」と指示すると、子どもは何も考えようとしなくなります。
過保護&過干渉は止め、子どもに任せてみましょう。
失敗を経験させる
・失敗を経験させ悔しい思いをさせることで、子供は次から同じことにならないように考えるようになります。
失敗から子どもは色々なことを学びます。失敗しても、努力をした過程を褒めてあげることで、子どもの次へのやる気につなげてあげられます。
・危険なものにも触れさせる。
多少危険なものと遊ぶこと、たとえば高いところや、火、刃物などを扱うことにうまく慣れ親しむことも大切です。便利なものと危険なものとは表裏の関係にあります。利便性と危険性のバランスのとり方を、小さいころから学ばせるようにしましょう。
・子どもは自然と自立していく
思春期になると、おのずから子どもたちは親離れを始めます。
子どもが離れていくような寂しい気分に陥るかもしれないが、それは子どもの嬉しい成長です。
子育て4訓
乳児は しっかり肌を離すな
幼児は 肌を離せ、手を離すな
少年は 手を離せ、目を離すな
青年は 目を離せ、心を離すな