小さな子供を持つ親が知っておくべき、子供が生活を通じて成長するポイントをまとめました。
努力と進歩を褒めよう
「がんばったね!」のように努力を褒め、「前より上手になったね」と進歩を褒めましょう。
子供は努力する意義を感じることでしょう。
実はあまり良くないのは「上手に出来た」ことを褒めること。このように結果の出来栄えを褒めると、上手に出来なさそうな事にチャレンジしなくなります。子供を褒めるのは「努力したプロセス」であることをお忘れなく。
他人に褒めてもらおう
何かができるようになったら、他人に褒めてもらいましょう。
親ではなく、他人に褒められると、よりうれしいものです。
他人から褒められたら、「たくさん頑張っているからね」と努力を褒めましょう。
努力する→他人から褒められてうれしい、という意識付けになります。
幼児の理解力は大人からみるとはるかに劣っているもの。
すぐにできるようになるものではないので、「間違っていてもいいから、継続する」くらいの気持ちで、「できるようになる」ことよりも「つづけてやる」ことを重視しましょう。
「間違ってもいい」「失敗してもいい」と、言葉と態度で示しましょう。
ゲーム感覚を取り入れよう
おなじことをやるのでも、競争してやるほうが面白いしやる気もでます。
「ママと競争しよう」と声をかけ、ママはギリギリのところで負けると、子供はうれしくて、次も意欲的に取り組みます。
主語や述語を略さず話そう
幼児は、親から言葉を学びます。
主語、述語、助詞といった言葉を正しく、省略せずに使うことで、子供は正しい言葉を身につけます。
言葉を理解し、言葉を読み書きする能力が発達していないうちに英語教育をさせても、あまり効果はありません。
同じ時間をかけるなら、日本語で、物語を理解する力をつけるほうが大切です。
習い事は最低1年続けよう
根気良く継続することで、自分が成長することを体感させましょう。
すぐにやめてしまっては、「簡単にあきらめてよい」ということを覚えさせるようなもの。
根気よく継続するということは、子供には大変なことです。
ですが、長く続けることで「習っていること」は子供自身の「知識」になります。
「やめたい」という意思表示を子供自身が示してきたら、なぜこの「習い事」をしているのか。続けることでどんなことが身につくのか、など、その子に合った言葉を使って続けることが大切だということを伝えていきましょう。