多くの妊婦さんが悩まされている腰痛。
骨盤のゆがみと、大きくなったおなかの影響で腰にとても負担がかかり、痛みがでます。
初期のころの痛みはホルモンの影響もありますが、だんだんとおなかが大きくなるにつれて、
その重みで姿勢が崩れてしまい、腰痛が起きるのです。
腰痛改善のための5つのポイントをご紹介。
体重管理をしっかりと!
体重が急激に増えると体への負担も大きくなります。
体重の重みで姿勢が崩れやすくなり、歩き方や動き方に影響がでます。
体重管理をしっかりして、正しい姿勢をキープできるように心がけましょう。
そして、妊娠中の肥満は高血圧症候群や、妊娠糖尿病、分娩時の大量出血など、
母体を危険にさらします。さらには微弱陣痛や産道を狭くするなど難産を招きやすくします。食生活を規則正しく、ほどよい運動を心がけましょう。
長い時間同じ姿勢はNG!
立ちっぱなし、座りっぱなしの長時間同じ姿勢は腰痛を引き起こします。
こまめに休憩をとったり、ストレッチをしたりすると良いでしょう。
特に寝るときは楽な姿勢が肝心。
クッションなどを使ってシムスのポーズをとるのをおすすめします。
ゆっくりと起き上がる!!
目覚めてすぐに起き上がるのは避けましょう。
すぐに起き上がろうとすると腰に負担がかかります。
腕で上体をさせながら、ゆっくりと起き上がるようにします。
しゃがんだり、立ったりと屈伸のような動きをするときも同じ。
急にしゃがんだり立ったりすると腰もひざにも負担がかかります。
ゆっくりとした動きで行うようにしましょう。
適度な運動が必要です!
腰痛の予防や改善に適度な運動は効果的です。
一番手軽なのがウォーキング。
少しの時間から初めて、毎日続けることが肝心。
また、マタニティースイミングやビクス、ヨガといった教室に通うのもおすすめです。
良いストレス発散にもなりますね。
産院などで開催しているところも多いようですので調べてみると良いでしょう。
妊婦向けの体操やストレッチは自宅で行えるので、
体調のすぐれない日やお天気の悪い日に行ってみては?
骨盤ベルトを使う!
産院で多くおすすめしているのが「トコちゃんベルト」
産前から産後まで使用できます。
おなかが出てきたら腰痛予防に。おなかの重みをさせてくれるので、骨盤が固定されて
動きやすくなります。
産後は緩みすぎた骨盤の回復を促進するのに使用がおすすめです。
骨盤ベルトはきつく締めすぎないようにしましょう。
購入時にしっかり試着してフィットしたものを購入するようにしましょう。