断乳と卒乳どっちがいいの?卒乳編

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断乳と卒乳、どっちがいいのか考えたことがある方もいると思います。

卒乳とは、子どもからおっぱいから離れて行くことを言います。

ここでは子どもからおっぱいを卒業するまでの長い期間、授乳することについてのメリットをまとめました。



心の栄養

おっぱいは心の栄養とよく言いますよね。それだけおっぱいは特別な存在で、心の拠り所ということです。
乳児から幼児へと変わり、外の様々な刺激を受けるようになります。外の世界で子どもは不安になったり、時には悲しい思いもするかもしれません。そんな中でおっぱいを飲んで、ママの匂いに包まれて安らぎを得ています。授乳によって情緒が安定するというのもこのことから考えることが出来ます。
また、授乳によって癒されているのは子どもだけでなく、ママのリラックス効果もあります。私自身、授乳中の幸せそうな子どもの顔を見るのが好きで、自分からは断乳は考えられない程でした。幸せそうな子どもの顔は、ママも癒されますよね。実際、授乳によって分泌されるホルモンには、リラックス効果があります。

http://rikei-ikuji.com/?p=2854

体の栄養

母乳のみで栄養を摂取していた頃を過ぎると、栄養は殆どないと昔は言われていましたが、実はそんなことはなく、子どもの月齢に合わせた母乳へと変わっていきます。
なので、母乳を通してビタミンやミネラルなど与えることが出来ます。
実際、私の経験でも長男は1歳を過ぎても栄養源は殆どおっぱいでした。体系はやはりほっそりとしてましたが、体も他の子と比べて弱いこともなく、背も高いほうです。母乳の栄養は実感しています。

http://www.babys-room.net/column/ikuzi/k1column5.html

免疫を与えられる

初乳は免疫物質がたくさん含まれているため、積極的に摂取させるようにというのは産院でも言われていることだと思います。
実は、月齢をおっていっても免疫物質はおっぱいに含まれています。おっぱいのもとは血液の成分なのはよく知られている思いますが、産後6か月を過ぎても多くの白血球が含まれています。また、細菌を破壊する免疫物質は産後12か月以上の方が多く含まれているそうです。
授乳によって免疫物質を与えられるのは、授乳を長く行う上で大きなメリットとなります。しかし、保育園や多くのお子さんと交流するような場では必ずしも病気を貰わないとはいえません。手洗い・うがいなどはしっかり行いましょう。

http://bonyuugairaitosyokan.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-89fd.html

乳がんリスクが低くなる

授乳期間が長いと乳がんになる可能性が低くなるという研究結果もあるそうです。
乳がんになるリスクが高い人の条件は授乳期間がない・短い人だけでなく、生活習慣や家系、初潮の年齢、喫煙などが関係してきますので一概には言えませんが、授乳期間が長く非喫煙な場合乳がんになるリスクは低くなるようです。
妊娠・授乳によって一時的に乳がんの発生に影響のある女性ホルモンの分泌が減少するのでこのような結果が出ています。

http://www.konicaminolta.jp/pinkribbon/qa1/question_03.html

生活に変化があっても授乳を継続出来るの?

仕事復帰などにあたって断乳を実施しているママも多くいると思います。確かに、日中は離れているので授乳は出来ませんし、断乳した方がスムーズなような気がします。しかし、お子さんが家に一緒にいる時だけ、寝る時だけなど限られた時間だけの授乳でも可能な場合は無理に断乳しなくても大丈夫です。最初はおっぱいも張ってしまうと思いますが、徐々におっぱいを作るサイクルが生活に合ってきます。
また、二人目など次の赤ちゃんを妊娠したから断乳しなきゃと思うママもいると思いますが、妊娠経過が順調であれば授乳はそのまま続けて大丈夫なんです。タンデム授乳と言うんですが、兄弟で仲良くおっぱいを飲むということです。実際、私の友人も妊娠中も上の子に授乳をしてましたし、出産後も二人で仲良くおっぱいを飲んでいました。赤ちゃんが出来たからといって、大好きなおっぱいもママも取られてしまったと思ってしまうことなく、スムーズに赤ちゃんを受け入れることができたようです。

http://matome.babycome.ne.jp/article/1311

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