妊娠中に気をつけたい食べ物5選

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おなかにやってきた待望の赤ちゃん。ママがとった栄養を一緒にシェアしてすくすく成長していきます。大事な赤ちゃんを守るため、ママの体はいつもよりちょっと弱っているもの。そんな妊娠中に気をつけるべき食べ物をご紹介します。



妊娠中はおあずけ!レアのお肉

大好きなステーキ、ローストビーフ・・・。でもちょっとまって!妊娠前には何気なく食べていたレアなお肉ですが、妊娠中は我慢しておきたいものナンバーワンです。なぜかというと、生のお肉には「トキソプラズマ」という細菌がいる可能性があるから。ママがもともとこの細菌の抗体をもっていれば妊娠中に食べても問題ないのですが、日本人にはこの抗体がないことが多いのですって。万が一妊娠中にトキソプラズマに感染した場合、母体にはあまり影響がなくママは気づかないこともあるようですが、おなかの赤ちゃんに障害がでてしまったり、最悪の場合は流産につながってしまうこともあるものなのです。
大事な赤ちゃんを守るため、出産までの間ですので生のお肉は我慢しましょうね。

ちょっと控えめに!うなぎ

うなぎは精力がつく、ということで率先して食べている妊婦さんもいるかもしれませんが、ちょっと量に気をつけてみて。うなぎには、たくさんのビタミンA(レチノール)が含まれています。植物性のビタミンAであればたくさんとっても問題ないのですが、うなぎに含まれるレチノールとよばれるビタミンAは、妊娠初期に摂取しすぎると赤ちゃんに催奇性があることがわかっています。少なめの1人前程度であれば問題ないようですので、あくまでも採りすぎには注意していきましょう。

貧血には効くけれど・・・レバー

レバーは貧血に効果があるこということで、赤ちゃんにたくさんの血液を送らなくてはいけない妊婦さんの中には、苦手だけれどがんばって食べていた、という方も見抱えます。でもちょっと待って!量に気をつけてみてください。前項のうなぎ同様、レバーにはレチノールがたくさん含まれています。目安は80gくらいとのことなので、妊娠初期にレバニラなんかを食べるときは気をつけましょうね。

ちょっと気をつけたい、マグロ・キンメダイ

次にご紹介するのはマグロとキンメダイ。こちらも食べることに関してはまったく問題ないのですが、食物連鎖の上位にいるマグロなどの魚や深海魚には、水銀が多く含まれているんだそう。この水銀をとりすぎると、おなかの赤ちゃんの聴力に影響が出る可能性があるんだとか。一週間に一度程度であれば食べても問題ないので、量に気をつけておいしくいただきましょうね。

生ハム、モッツァレラチーズ

最後にご紹介するのは、イタリアンには欠かせない生ハムとモッツァレラチーズ。これらにはリステリア菌という菌が含まれていることがあり、抵抗力のおちている妊婦さんは食中毒をおこしやすくなっているので注意が必要です。ただし、ピザにのっているような火をとおしたものであれば食べても問題ありません。

いかがでしたか?何かと注意することが多く感じるかもしれませんが、かわいい赤ちゃんに会えるまでの期間限定。ちょっと気をつけてみてくださいね。

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