人間の生活の基本となる、毎日の食事。
「食べること」と「妊娠」には、深い関係があります。
妊娠しやすい体を作るには、どんな食べ物をどのように食べたらいいのでしょう?
そして、それはどのような効果があるのでしょうか。
根野菜を食べて、高温期をしっかり作る!
妊娠しやすい体にするために、普段から体温をあげることを意識するのはとても大切です。
生理周期において、基礎体温の低温期と高温期がきれいな2相に分かれるのが理想です。
そのためには、まず高温期に体温がぐぐっと上がる体作りを目指しましょう。
血流を促す、大根、にんじん、いも類などの根野菜たっぷりのスープやお味噌汁は特におすすめ!
温まりやすい体にして、しっかりとした高温期を作り出しましょう!
肉と魚も合わせて食べよう!
野菜ばかりの食事では、妊娠しやすい体作りはできません。
妊娠を導く生殖ホルモンのもとになるコレステロールを作り出すには、肉や魚の摂取が不可欠なのです。
もちろん、だからと言って肉と魚をいっぱい食べるのもダメ。
どの食材にも偏らないよう、バランスを考えた上で、肉・魚もしっかり食べるようにしましょう。
デザートには南国フルーツ
マンゴー、パパイヤ、アボカドなどの南国系フルーツは、甘くておいしいだけではなく、
妊娠に必要とされる葉酸がたっぷり含まれています!
また、βカロテンという、体内でビタミンAに変化する要素も豊富です。
このβカロテンが持つ「抗酸化作用」は、体の老化につながる酸化を防いでくれるので、
女性にとって、妊娠しやすい体作りにも効果的だと言えます♪
甘いお菓子の代わりに、これらのフルーツをとって、妊娠力をアップさせましょう!
大量のコーヒーを少量のココアに代えて
コーヒー大好きな人には残念ですが、コーヒーに多く含まれるカフェインは、妊娠を阻害する要因となります。
妊娠前には、思いきってコーヒーをココアに代えてみてはどうでしょう?
ココアは、卵子を生む卵胞の働きを促す作用のある亜鉛を含み、
また、ココアの中のテオブロビンという成分は、心を穏やかにして
体を妊娠しやすいリラックスした状態にしてくれます。
ただし、ココアも多少カフェインが入っているので、飲み過ぎには注意してくださいね!
基本は、バランス良く食べること
「○○○は妊娠に効くから、たくさん食べようっと!」
という安易な考え方は、絶対にNGです!偏った食物の摂取は厳禁です。
妊娠しやすい体作りには、たんぱく質・ミネラル・ビタミンのほか、
脂質や糖質、食物繊維も必要で、どれも欠かせません。
ここでご紹介した食べ物を、偏らずにバランス良く、毎日の食事に取り入れていくことが
妊娠への近道につながるはずです✩