【安産祈願】お産を助けてくれるアロマオイルまとめ【アロマテラピー】

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アロマテラピーの癒し効果は誰しも知っていることと思いますが、外国では代替医療として確立するほどの歴史があります。
いい香りでリラックスすることプラス、女性の一大事である出産時にも役立ててみませんか?

ご自身の体調と相談して、無理のないように活用しましょう!
「お産にいいから」といっても、好みではない香りをかぐのは逆にストレスになってしまいそうです。

あらかじめかかりつけの産科医や助産師に「アロマを使いたい」旨をご相談しておくと安心です。
香りの好みは人それぞれですので、個室でない限りお部屋全体に香らせることは避けた方がいいですね。
また、院内で使用する際も決まりがあるかもしれませんので、産科医や助産師にご相談ください。

心に残るすてきなお産を、そして安産をお祈りしています。



元気を出すにはこれ!

正期産に入りいつ産まれても大丈夫となった頃、陣痛への不安が出てきたり、思うように動けないイライラが出てきたりすることがあるかもしれません。

そんなときは、私たちの生活に身近な柑橘系のアロマオイルが役に立ちます。
マンダリン・ベルガモット・レモン・オレンジ・グレープフルーツ・ゆずなどです。
なじみがある爽やかな香りなので、アロマ初心者の方でも抵抗なく取り入れやすいです。

柑橘の皮に多く含まれる「リモネン」という成分にはリラックス効果のほか、血管を拡張させて血行をよくし、眠気を覚ましたり頭をすっきりさせたりする効果もあります。
だるい朝にもぴったりです。

眠れない夜にはこれ!

心が不安定で眠れない夜には、ビターオレンジの花から抽出されるネロリがおすすめ。
ちょっぴり高価なオイルですが、とても優雅で幸せないい香りです。

気持ちが高ぶってしまうときには、樹皮から抽出されるローズウッド・サンダルウッドが落ち着けるのでおすすめです。

心配が大きくなってリラックスしたいときには、木の樹脂から抽出されるフランキンセンスがおすすめです。
中に含まれるピネンという物質に強壮作用があります。

お産のときに持って行きたいオイル!

妊娠中は禁忌とされる種類のアロマオイルは、子宮口を開いたり子宮を収縮させたりとお産を促す効果があります。
ですので、いざお産が始まるときにはぜひ使いたいオイルです。
陣痛がきてからは買いに行けませんので、準備しておいて入院準備バッグに入れておくと安心です。

シソ科のクラリセージ、子宮収縮を促進させ痛みを和らげてくれます。
ジャスミンのオイルはとってもゴージャスな香りです。心を幸福にさせ、子宮口を開くのを助ける作用があります。

ティッシュに数滴たらして香りをかいだり、良質なキャリアオイル(希釈用オイル)とブレンドして体に塗ったりします。
体が冷えているとお産は進みにくいので、手足を温めるフットバスやハンドバスにたらしてもいいですね。

ブレンドオイルって?

ブレンドオイルとは、様々なオイルの効能や相性を考えブレンドされたもの、もしくはブレンドするものです。
どの種類をどれだけ混ぜたらちょうどよいのかわからなかったり、自分でたくさんの種類を買い揃えていなかったりするときは、ぜひアロマ用品を取り扱っているお店に足を運んでみてください。
目的に合わせてたくさんのブレンドオイルが販売されています。
どんなオイルが入っているのか、表示をよく確認してショップの方にも相談してみるとよいと思います。

キャリアオイルとは?

アロマオイルは香料で香りづけされているものではなく、抽出された精油のことをいいます。
とても濃度が高いので、そのまま肌につけたり服用してはいけません。

アロマトリートメントといって皮膚からマッサージのようにアロマオイルを塗布し、精油の成分を吸収させることもできます。
そのときに希釈するための植物油を「キャリアオイル」といいます。
ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなどがよくおすすめされます。
刺激があってはいけませんので、食用ではなくて精製されたものをお使いくださいね。

女性の体や妊娠経過に造詣の深いサロンやアロマセラピストさんも数多くいらっしゃいます。
そのようなお店に行ってゆったりと心身を整えてもいいと思います。
私自身は安産のためのマッサージオイルをオプションで作っていただけるサロンに行き、お守りのように大事に使ったことを思い出しました。

くれぐれも妊婦さん自身のお体やお腹の赤ちゃんに負担がかからないよう、産科医や助産師とよくお話してくださいね。

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