アロマは赤ちゃんの虫よけにも使える優れもの!

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夏になると蚊が増えてきますね。刺されたら痒くなったり腫れるだけではありません。

昨年から話題のデング熱はウイルスを持った蚊に刺されることによって感染します。

虫除けグッツがますます手放せなくなりましたが強い殺虫効果は赤ちゃんには危険でなかなかつけられないと言う人もおおいですよね。

そこでアロマの自然な香りで蚊を遠ざけてみませんか?

赤ちゃんだけではなく敏感肌の方にもとても人気があるアロマの虫除けの成分や簡単なアロマ虫除けスプレーの作り方をご紹介します。



どうしてアロマオイルがいいの?

ドラッグストアで販売されている虫除けスプレーには「ディート」という薬品が含まれているものが多いです。
ディートは元々、第二次世界大戦直後に、蚊を媒介にしたマラリア感染から兵士を守るためにアメリカ軍が開発したものです。その後、市販の虫よけ剤にも使われるようになり、世界中で普及しましたが、近年ではその有害性が指摘されています。傷口や唇などに触れた場合体内に取り込まれる上、使いすぎたり、他の薬品と併用すると神経障害などを発症することがあると言われており、カナダなど一部の国では小さな子供への使用が厳しく制限されています。

アロマオイルには、殺虫剤のように虫を殺す働きはありませんが、蚊は特定のアロマの香りを嫌います。こうした「蚊が苦手な香り」のアロマを身にまとうことで、蚊は近寄るのを嫌がるようになるため、虫に刺されにくくすることができます。

http://www.t-tree.net/howtouse/aroma_mushiyoke.htm

蚊が嫌うアロマオイルはこれ

アロマオイルにはたくさんの種類がありますが、その中でも蚊が苦手な香りがあります。
それがゼラニウム・レモンユーカリ・ラベンダー・シトロネア・レモングラスです。

ゼラニウムとレモンユーカリにはシトラールという成分が入っているので蚊を遠ざけます。
このうちどのアロマを使ってもあまり大差はありません。
1つのアロマを使ってもいいですし、自分好みにいくつかブレンドして使っても大丈夫です。

虫除けアロマスプレーの作り方

もちろん市販のアロマ虫除けを使ってもいいのですが簡単に作れますので一度作ってみてはいかがでしょうか?しかもお値段もリーズナブルです!

【材料】
スプレー容器
キャリアオイル:5ml
精製水:45ml
アロマオイル:10滴
シトロネラ、ペパーミント、ラベンダー、レモングラス、ゼラニウムの中で 10滴になるようにブレンドしてください。

【作り方】
スプレー容器を殺菌してよく乾かします。
スプレー容器にキャリアオイルとアロマオイルを入れてよくかき混ぜます。
混ざったら精製水を混ぜて完成。

手作り虫除けスプレーの注意点

必ず使う前に良く振りましょう。

市販の虫除けスプレーよりも効果が弱いので30分~1時間に一回スプレーしなおしてください。
また防腐剤が入っていません。2週間ほどで使い切りましょう。

大人の方はそのまま肌につけて大丈夫ですが3歳未満の子供はひかえましょう。ベビーカーやお洋服などに香りをつけてあげると蚊が近寄りにくくなります。
また、目に入らないように気をつけましょう。

肌が赤くなったりヒリヒリしてきたら使用を中止します。アロマが肌にあわなかった事が原因ですので違うアロマを試してみてください。

自然な香りで夏をのりきろう

一度作ってしまうととても使える虫除けアロマスプレー。
最近では大型薬局などで虫除けアロマスプレーを取り扱っている所も増えてきました。
ご購入の際には成分をしっかり見て購入してください。
お店で見かけない方はネットで買うのもいいですね。

蚊に刺される事を恐れて家の中ばかりいると子供もストレスを感じてしまいます。
この夏は自然派天然虫除けスプレーをして公園やお外遊びをめいいっぱい楽しんでください。

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