妊娠おめでとうございます。家族が増える喜びの反面、体の変化と共に不安になる事もこれから出てくると思います。
その中でも、最初にみられる体の変化の代表的な一つが悪阻です。悪阻には、食べ悪阻と吐き悪阻などがあります。
悪阻が全くない方もいますが、ひどい方は何も食べれず入院する方もいます。期間も4週頃~12週頃が多いですが、出産するまで続いたりと様々です。
今回は、辛い吐き悪阻を乗りきる為に試してほしい食べ物について紹介します。
果物
果物はビタミンCや食物繊維が豊富なのでおすすめです。
あっさりして水分多めの物の中では、グレープフルーツ・すいか・梨・みかん・桃・いちごなど、自分にあった果物を探してみて下さい。
また、グレープフルーツは葉酸が多い果物なのでたくさん取りましょう。葉酸は、造血ビタミンと言われるほど、赤血球が増える効果があります。葉酸が不足すると貧血になり子供に十分な栄養がいかなくなります。
悪阻で辛い時期でも栄養を考えて、摂取出来るものはなるべく摂取しましょう。
ゼリー(果物入り)
コンビニやスーパーなどで販売している果物入りのゼリー。ゼリーなので飲み込みやすいし、甘いので食べやすいです。
同時に、果実も取れるので助かります。
栄養補助食品
ウェイダインゼリーやサプリメントで手軽に栄養補給出来ます。どうしても食べれない時にはおすすめです。
栄養補助食品なので、食事と併用して飲むと栄養の偏りを防ぐので良いですよね。
ただし、ウェダインゼリーは水分・炭水化物が主な成分なので、カロリーオーバーにならないよう適度な摂取を心懸けて下さい。特にマルチビタミンのゼリーには、一個あたり150~370MgのビタミンA が含まれております。妊娠中の許容摂取量は1500Mgなので、多量摂取にならないよう気をつけましょう。
スムージー
果物、野菜をたくさん入れたスムージー。栄養や食物繊維もとれるし、たくさんの果物、野菜を一度にとれるので良いですよね。
ただし、体を冷やさない為に、氷は入れず常温で飲むようにして下さい。
オススメの飲み方は、ホットスムージーです。茹でることで、殺菌処理し、シュウ酸を洗い落すことで安心して飲めます。
炭酸水
炭酸水を飲むことで、一時的にムカムカが抑えられる事もあります。また、ゲップを出すことで、胃のムカムカがすっきりします。
市販の炭酸入りジュースは味がついているので飲みやすいですが、カフェイン入りが多いです。
カフェインには、妊娠初期の胎児の発育に影響を及ぼすリスクが高いと言われています。また、カルシウムや鉄分の吸収が妨げられてしまいます。過剰摂取は控えましょう。
カフェインが気になる方には、ただの炭酸水がオススメです。また、レモン・砂糖を加えて、炭酸レモンジュースなどオリジナルで作るのもオススメです。