手遅れになる前にはじめたい!こどもが虫歯にならないための日常習慣5選

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はじめての歯が生えてきたら、歯磨きを開始しますよね。大切にしよう…と思っていても、虫歯になってしまったら大変です。

ちゃんと歯磨きしていたのに…、甘いものは控えていたのに…と落ち込みます。

ご自身でも虫歯で苦しんだ方は多いかと思います。こどもの歯を守ってあげたいと思いませんか?

普段、ちょっと気を付けるだけでかわってきますよ!ここでは、習慣にしたい5つのことをご紹介します。



正しい食生活

丈夫な歯を作ることで、虫歯になりにくくなります。「よくかむこと」であごの発育がよくなります。歯並びも良くなるので、ぜひ親子で心がけるようにしたいですね。
普段の食事で気を付けたいのは、
・かむ回数が多い食材を取り入れること
・根菜類や乾物、魚介類をメニューにプラスする
・和食中心の献立がおすすめ

おやつで気を付けたいのは
キャンディーやキャラメルなど、口の中で長くとどまるものを避けるということです。
豆類やりんごのように、よくかんで食べるもの。季節の野菜やチーズをおやつに取り入れるのもオススメです。

歯磨き

6ヶ月頃から歯が生えはじめ、2歳半頃までに乳歯20本が完成します。
生えはじめの頃は、唾液の働きで口の中を清潔に保つことができますので、歯ブラシに慣れるようにママもゆったりとした気持ちでスタートしてくださいね。
自分で歯ブラシを持ってママの真似をすることから始めてみましょう。仕上げ磨きの習慣もつけてください。エナメル質を強くすると言われているフッ素を配合した歯磨き粉も効果的です。

デンタルフロス

大人もこどもも虫歯になりやすいのは歯と歯の間です。歯ブラシで取り切れない汚れをデンタルフロスも使って、しっかりとお手入れしましょうね!
味のするものもあるので、お子さんが楽しみながら習慣にできると良いでしょう。
苦手なお子さんでも寝る前に1度行うだけでも効果的です。

感染防止

口の中の細菌は3歳頃までに定着すると言われています。よくあるのが、家族で虫歯菌を持った人がいて、スプーンなどから経口感染するというものです。一度感染すると、虫歯菌が増えてしまいますので、使った箸やスプーンで食べ物を与えないように心がけましょう。家族みんなが口の中を清潔に保つ習慣も大切になります。

歯科定期検診

何となく億劫になってしまいがちな歯科受診ですが、3ヶ月に1度、または半年に1度受診するだけで、防ぎきれない虫歯を早期発見することができるようになります。
フッ素を定期的に塗ってもらうのも良いでしょう。効果的なのは3ヶ月ごとと言われています。
また、不安な方は「シーラント」がオススメです。虫歯になりやすい奥歯の溝などを一度きれいにした後、薄いプラスチックでコーティングするものです。
虫歯ゼロで、健康な歯にしてあげたいですね。

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