イヤイヤ期が始まると、必ずと言って良い程、イライラしてしまいますよね?
どうにか少しでも、イライラせずに、子どもと向き合い、笑顔で接していけたらとても素敵だと思います。
ここでは笑顔で乗り越えるポイントをご紹介します。
心の中で我が子を応援する
誰だって、泣かれるのはいやですよね。我が子が怒っているのをみると、自分までイライラしてきてしまいます。
しかし、イヤイヤ期というのは、自分を表現する方法を学んでいる時期なので、「ああ、頑張っているのね。」と理解してあげましょう。
今日のイヤイヤはなんだろう?今日はどんな表現ができるようになるかな?などと、いつもと違う点を探すと楽しみに変わって良いかもしれませんね。
簡単にはいかないかもしれませんが、一日に一つでも違う点を見つけたらOK!というような気持ちで、接してみてはいかがでしょうか。
見通しをたてる
子育ては先が見えません。見通しが全くたたないというのが、子育てが苦しくなる原因になっているようです。
そのため、できるだけ見通しがたつように、イヤイヤ期のおおまかな成長の流れを確認しておくと良いでしょう。自分のお子さまが今、どの位置にいるのかがわかるので、「あともう少しで終わるな」などと思えると、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
その際に注意すべきことは、あくまで目安のため、「うちの子とっても遅いんだけど、大丈夫?」と心配しすぎないようにしましょう。
寝れる時は寝る
イヤイヤ期と向き合うには、体力がいるものです。イヤイヤと言う子どもをその場から連れて帰らなければならなかったり、嫌がる子どもに服を着せたりと、体力がなければ務まりません。
身体を健康に保つためにも、3食バランスのとれた食事、適度な運動を心がけ、よく睡眠を取るようにしましょう。特に睡眠不足は、情緒に大きく影響を与えることが知られているいるので、良質な睡眠を心がけるとよいでしょう。
しかし、この頃は、夜泣きなども多い時期です。そのため、子どもが昼寝をした時にママも一緒に眠るなど、睡眠時間を確保できるよう、工夫していきましょう。
優先順位をつける
一日の時間は24時間で有限です。その中で、人は「仕事」「家事」「睡眠」「子どもの世話」「娯楽」「家族サービス」などとカテゴリ分けをして時間を割り当てています。
しかし、すべてのものに同じように時間をかけることはできませんし、すべてを頑張らなければと思ってしまうと、心が窮屈になり疲れるのは無理もありません。
そこで、それぞれカテゴリ分けされたものに優先順位をつけましょう。
例えば、家事は最低限のことだけ行い、子どもの世話に時間を費やすなどです。睡眠時間を増やすのもよいでしょう。イヤイヤ期の子どもは、より自分を見てほしいという意識が強いですから、普段から子どもと接する時間をふやすという意味で、「子どもの世話」の優先度を高くすることをおすすめします。決まったものでなくても、自分なりの優先順位をつけて効率よく時間を使うようにしましょう。
家族の理解を得る
イヤイヤ期を乗り越えるのに妨げになりやすいのが家族の対応です。家庭外の人が違った接し方をするのは、それぞれの意見があることを学ぶために必要です。
それに対して、毎日関わる家族の中で意見が違うと子どもが混乱してしまいますので、家族間で話し合って、ケースバイケースの対応方法を決めておきましょう。ママの心の安定にもつながります。
一人で子どもに向き合うよりも、二人、三人で向き合ったほうがより心強いですよね。