使い方違うけど…便利なベビーグッズ(?)利用法

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必要とする期間が短く購入を迷ってしまうベビーグッズ。

メーカー想定の正規使用目的とは異なるため安全性については保護者の方の責任で…というものもありますが、先輩ママたちに聞いた『代用&活用術』をまとめてご紹介します。



実はかなり便利なベビーシートの活用法

退院時にすぐ必要な場合もあり、チャイルドシートを妊娠中から準備している方も多いと思います。チャイルドシートには大きく分けて1歳までのいわゆる新生児専用のべビ-シート(体重10㎏以下)と0歳~7歳くらいまで使えるチャイルドシート(体重25㎏以下)、1歳~11歳ごろまで使えるチャイルド&ベビーシート(9~36㎏以下)があります。道交法でチャイルドシート着用義務があるのは6歳未満までなので『長く使える0~7歳用のチャイルドシート』が主流になっていると思うのですが、お子様の成長によってはサイズアウトしてしまったり、サイズアウトまでは行かなくとも窮屈な思いからチャイルドシート嫌いになってしまうこともあります。『うちの子、チャイルドシート好きだったよ』という先輩ママに聞いてみると1歳まではベビーシートを使っていたというお話が出てきました。でも1年しか使えないし、買い替えも面倒だな…と思いながらお話を伺うとベビーシートの活用法を教えてくれました。
ベビーシートにはチャイルドシートのカテゴリでは『マルチタイプ』と呼ばれる1台3役(ベビーシート、ベビーキャリー、ラック&チェア)で使えるものがあります。赤ちゃんをベビーキャリーに乗せてるお母さんなんて見たことないなぁ…と思っていたんですが、このベビーキャリーという形態がお買い物の時に大活躍するんだそうです。
大きなスーパーでは新生児を乗せることのできるショッピングカートが用意されているお店もありますが、普及しているのはお子様を座らせて乗せるタイプなので新生児ちゃん連れのお母様は抱っこひもで抱っこしてる方が多いと思います。でもベビーキャリーをショッピングカートの上段にセットすると、ぴったりサイズなんですって!!赤ちゃんの顔を見ながら肩こりの心配なくお買い物できるうえ、買い物かごは下段にセットできるので日常の買い物にはお勧めなんだそうです。買い物かご1つ分ならひとりで荷物を降ろせる目安にもなり、ママ&赤ちゃんのふたりで買い物に行っても買い過ぎてしまうことも減るとか。たくさん買い物したい時はご家族やお友達に協力してもらい、普段の買い物は赤ちゃんとショッピングを楽しむのもいいですね。

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ベビーゲートも生活用品で代用できる?

階段やキッチンなど、お子様が動くようになると入ってほしくない場所もありますよね? そんな時にはベビーゲートが活躍するのですが、こちらもつっぱりラックで代用できる場合があります。
もちろんベビーゲートのように開閉はできないので大人はまたいで通らなくてはいけませんし強度にも不安はあるので階段などにはお勧めしませんが、ご家庭によってはこれで充分だそうです。パイプの部分にぬいぐるみのついたキーホルダーなどをぶら下げておくとおもちゃにもなるので台所進入への足止めにもなるそうです。ゲートが不要になれば本来の使い方通りつっぱり棚として活用できます。
元気で力の強いお子様だと突破されてしまうこともあるので怪我の心配もあるそうですし、ご家庭の間取りによってはゲートというほどの力は期待できません。ただ、使いまわせるという点からも応急処置的にでも試してみる価値はあると思います。

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戸棚の安全ロックはS字フックで代用できる場合も!!

100均でも販売されている開き戸ロック。接着シールなどで張り付けるタイプのものや結束バンドのような形状のものも販売されています。でも同じ100均商品にもあり複数セットで売っているS字フックでも代用できることもあるってご存知ですか?
S字フックには様々なサイズがあり、サイズがぴったり合うと大人でもコツがいるほどのロック能力があります。
お使いの棚の取っ手の形状や間隔によってはS字フックではロックしきれない場合もありますし、好奇心の強いお子様だと外せるようになってしまうこともあります。
でも、何もないより外すのに時間がかかることに変わりはないですし、S字フックを外せるところまで知能が発達したお子様なら『そこは開けてほしくない』と言葉で注意して理解してもらうことも期待できます。
S字フックはほかでも活用できるグッズですので、もしお使いの戸棚にぴったりのサイズのものが見つかれば不要になってからもゴミにならずに済みますね。

ひとつあると便利なチェアベルト

お座りできるようになったお子様とお出かけすると座っていてほしいのになかなか座っていてくれない…なんてこともよくあります。そんな時には折りたためて持ち歩けるチェアーベルトがお勧め。大人用のいすに座らせるときは勿論、画像で紹介されているように膝に座らせてお食事させるときにもつかえます。
また、お買い物の時にショッピングカートに座らせたのにじっとしていてくれない…なんて時もチェアーベルトと併用することでイライラせずにお買いものすることができます。

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楽しく育児をするコツは『発想の転換』

どんなに子供好きな人だって育児は楽しいばかりではありません。でもせっかく授かった子供との時間、少しでも楽しく過ごしたいですよね。
今は大変でも目の前のことをひとつひとつクリアしているうちに気づいたら子供も独り立ち…。つらいこと、大変なことが多いほど後で振り返った時にいい思い出になっていたりします。
育児真っ最中にはそんなこと考えてる余裕もないんですけどね。
子供は親とは別の生命体です。
親の思う通りになんて動いてくれません。
そんな時に便利グッズはとても役に立つのですが代用できるものは代用することでよりシンプルに過ごすことができます。道具もアイディアも『そんな使い方(考え方)もあるんだ』ととりあえず受け止めてみて、使えるところだけ使っていくのが育児を楽しむコツにつながる気がします。「こうしなきゃ」と思ってイライラする前に「どこまで許せるか」という考えを挟んでみるのもいいかと思います。

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