1歳が近づいてくるとつかまり立ちをしたり、やがて歩くようになったりして子供の好奇心はぐんぐんと育っていきます。
そんな子供の好奇心はおもちゃだけでなく、「キッチン」や「日用品」にも向けられています。
キッチンはまだ危ないし、日用品は壊されそうだしあまり触って欲しくない……けれど、子供の好奇心も伸ばしてあげたいって思う事もありますよね。
今回は、1歳からでも出来る、ちょっとした「お手伝い」についてご紹介します。
「ママがやるからちょっと待ってて!邪魔しないで!」という気持ちを少し我慢して、たまにはお子さんと一緒に楽しんでみませんか?
サラダスピナーでグルグル水切り!
水洗いしたサラダ用の野菜を入れて、取っ手を回したり押す事で水切りが出来る道具「サラダスピナー」。
キッチンペーパーで水切りするよりも時短で出来るので、とても便利ですよね。
お手伝いに興味が出始めた頃なら、この取っ手をグルグル回して貰う役目をお子さんに任せてみてはどうでしょうか?
まるでおもちゃみたいな構造で操作も簡単なので、小さいお子さんでもすぐマスター出来ますよ。
クッキーや野菜の型抜きにトライ!
クッキー用の型抜きを使ったお手伝いもおススメです。
包丁やナイフはまだまだ危なくて使えないですが、型抜きを使えば野菜やクッキー生地を簡単に好きな形にくりぬけるので、お子さんも楽しめる事間違いなし!
カレーやシチューの日などは、輪切りにしたニンジンやジャガイモを型抜きでくり抜いて使えば、見た目も賑やかになりますね。
それに、「今日のカレーの具は○○ちゃんが作ってくれたんだよ」と褒める事で、野菜が苦手な子でも興味を持ちやすくなります。
フローリングワイパーを使わせてみる
家の中の掃除をするのも結構一苦労ですよね。
特にフローリングの床は、すぐにホコリがたまって気になってしまうもの。
掃除にはシートを装着して使うタイプのワイパーを使っている方も多いのではないでしょうか。
そのワイパーも、小さい子供にとっては興味あるアイテムのひとつ!
乱暴に扱うと壊れてしまいやすいですが、親が見本を見せつつ持たせてあげれば、意外に上手に床を掃除してくれます!
掃除はさっさと終わらせてしまいたい家事のひとつですが、フロアの一部分だけでもやらせてみてはどうでしょう?
「家の掃除は自分でやるもの」という感覚がしっかり身に付きますよ。
「どうぞ」が出来るなら洗濯物の受け渡しも出来る!
カゴに入った洗濯物を、ベランダに干す作業って結構大変ですよね。
その度に腰をかがめて洗濯物を取ってハンガーに吊るすのを何度も繰り返すのだってママにとっては重労働。
お子さんが「どうぞ」の受け渡しや、「あれ取って」の指示が通るようになったらぜひ手伝ってもらいましょう!
カゴの中の洗濯物をただ取って渡してもらうだけなのに、驚くほどものすごく楽になるんです!
時々中身をぶちまけてしまう事もあるかもしれませんが、大目に見てあげて下さいね。
家庭菜園や花壇のお世話も
お庭やベランダで家庭菜園やお花を育てている方もいらっしゃるのでは?
ここにもお子さんのお手伝いチャンスがあるんです!
それは菜園やお花への水やり。
大人用のジョーロは重くて長いので、100円ショップに売っている「ゾウさんジョーロ」をお子さん専用にして使ってもらいましょう。
与える水の量は多すぎても良くないので、ジョーロに水を入れるのは親御さんがやってあげて下さいね。
野菜を収穫したりお花が咲いたりしたら、「これは○○ちゃんが育てたんだよ」と沢山褒めてあげましょう。
小さいうちはわからないように思えますが、毎日繰り返すことでだんだん愛着がわいて自然への興味も深まりますよ。