学校でも、早く英語を取り入れるようになり、子どもに英語を習わせる家庭も増えてきましたね。
いつからがいいの?
何を勉強したらいいの?
赤ちゃんからじゃないとダメ?
小学校からでもいいの?
あんまり早いと、よくないっていう話も聞くし。
みんなの気になる疑問を解決いたします。
最近よく聞くTOEICって?
東洋経済オンライン(http://toyokeizai.net/)に、ちょうど、東進ビジネススクール講師安川内先生の「日本の教育をこう変えよ!」という連載記事があります。そちらに、千田先生とのTOEICについてのインタビューが掲載されています。
千田先生とは、
【千田潤一(ちだ・じゅんいち)】
アイ•シー•シー代表取締役、英語トレーニング法指導者で、実業界で英語を使った実務を経験の後、TOEICを普及促進する、国際コミュニケーションズを経て現職に。英語トレーニング法指導者の第一人者として、企業や学校などで講演。講演数は4800回以上、受講者は19万を超える。著書は、シリーズ累計50万部と売れている。
そこで、述べられていることはTOEICには、TOEIC Bridgeを受けるという選択肢もあるということ。TOEICよりも簡単で受けやすい。
しかし、難しい方があれば、名前も通っている難しい方を選択するという問題点もあるみたいです。職種や、企業によればTOEIC Bridgeで十分ということです。
将来の目標は4技能習得(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)
これからは、英検の合否という判定スタイルから、スコア化したTOEICに受験者がどっと流れ込んだのと同じで、今度はTOEICから4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)均等スコア化をいち早く実現させたテストに人が流れてくるそうです。
ちなみに英検は、4技能のスコア化に向けての土台作りをすでに始めているそうです。この土台には、国際基準に基づいたCSE(Common Scale for English)という4000点満点のものが使用される予定だそうです。4技能をそれぞれ1000点ずつの数値に割り付けるそうで、4技能均等スコア型のテストになる予定だそうです。
このように各英語の試験機関が4技能均等スコア化を始めたとして、それにTOEICが乗り遅れると、英語試験業界でもまた新しい試験に注目が上がるでしょうね。
千田先生曰くTOEIC(リスニング、リーディグ)が大学入試に入ってくる必要はないそうです。それよりも今後、大学入試4技能化のウォッシュバック効果で、中学、高校の英語も4技能化が進むのに、TOEICでは実社会に出てからは2技能という問題が起きてしまいます。
先生お二人の話によると、TOEICを英検のように4技能試験と勘違いしている人は多いみたいですね。
【学生はしっかり、4技能試験の英検を】ということですね。
TOEICで終わっちゃダメよ〜ダメダメより(toyokeizai.net/articles/-/54789?page=4)
TOEICだけでは話せない
最近の日本人は、学生も社会人もTOEIC々と言われていて、知らない人はいないでしょう。
点数が高ければ高いほうがいいのには越したことありませんが、実際海外で喋れるかといったら2技能しかないので、喋れない人が多いという現実があります。
下から上まで全レベルの英語の実力を測れるというけど、下のレベルはキレイに測ることができないという批判もあったそうです。それでTOEIC Bridgeができたのです。次に前にあげたようにスコアが高いのにコミュニケーションできないという批判もあり、応える形で、SWテストができたのです。
TOEICだけでは英語は話せない!?より(http://toyokeizai.net/articles/-/54788?page=3)
千田先生のESSで教えてもらった音声学習法とは?
先生自身の勉強法とは?
高校3年生の時は、英検3級を落ちるレベルだったそうです。
大学に入り部活で研究社の『Spoken American English』というアメリカ英語の口語教本を、200回ほど音読させられたそうです。そのおかげでいつの間にか英語をはなすようになり大学で英検1級を合格したそうです。
英語は覚えるまで音読するより(http://toyokeizai.net/articles/-/46908?page=4)
確か、私が中学の頃、広島大学の教授だった塾の先生に毎回教科書のチャプターをすべて覚えさせられていて、とにかく次までに暗唱しなさいと、英語の授業は暗唱からはじまり、確かに、すらすらと頭に流れてくるので英語の成績はよかったです。
つまり、英語のキーポイントは、「暗唱」ということですね。
文法を考えるより、覚えろってことですね。
幼児からの英語は必要?教材は?
母語が確立する前に外国語を入れることは良くないのではという意見もじっさいありますね。
様々な意見を聞きますが、結局は本人のやる気が一番だと思います。
小さい間は、本人の意思は分かりませんね。しかし、発音、音にはなれておいた方がいいと思います。
今は、アプリもありますし、親子で取り組めば高いお金を出して教材もいらないし、母親も覚えることが出来ます。一緒に英語を楽しむのもいいですね。
海外で数学を教えていた知人のお母さんは、娘がいつも英語でディズニーを見ているといっていました。
そういうのもいいかもしれませんね。
小2の長男が最近英会話教室へ通い始めました。家で英語の絵本やスマホで遊びながら英語にならしていました。英語が楽しい英会話を習いたいというので、試しに通わせています。
私も見学したのですが、ネイティブの先生で、息子は5対一のクラスです。
遊びながら友達のように会話しながらの勉強で、基礎から教えることなく、すぐにみんなの輪に飛び込むように教えられました。
今のところ楽しいといっていますが、、、どうなるのか。
日本人の先生がやる気、興味がある子はのびるのが早いと言っていました。実際には、この子はあんまり伸びないという子もいるみたいで、、、
けれど、これからの子は英語は必須で、英会話が出来なければ仕事に困ると先生は言いました。実際、大企業の社員が今になって焦って夜、教室に通っていると聞きました。
これからの日本での英語教育とは?
これもまた幼児の英語と同じで様々な意見が飛び交っています。
国語の文法をまずしっかりやって、そこで論理的に自己表現する力をつけてから、そのあとで英語をやればいいんだという意見。 いや、それは違う同時進行でという意見。
一人ひとりの子どもたちに母語の力を十分確立させ、その上に外国語をもってこなきゃだめだと思いますね。小学校の教育に母語だけでなく外国語を入れるのはなぜですか?という意見もある。
まさしく幼児教育の批判と同じですね。
また、数年後の小学校の教科化も今後考えていかないといけないことで、総合の英語活動とするのか、教科として入れるのか、教育課程全体を組み直す必要があります。今現在は小学校では特別授業となっていると思います。
各学校でじゃあ、どのぐらいのレベルまでやるべきかという問題がでてきます。高等学校の英語は文科省で英検準2級程度と戦略構想に書かれていますが、目標設定は大事だと思います。ただ、個々の生徒の力量の差、英語についての関心の差、高卒で社会に出る人もさらに大学を目指す人もいるので、それぞれの人の自分なりの英語の到達目標があり、学習者が自分のニーズに合わせて選んでいくというのが最終的には理想だと思います。
[座談会] どうなる! どうすべきか? これからの学校英語教育より
(http://www.eigokyoikunews.com/columns/taishukan/2005/04/post_35.html)