大人向け粉ミルクが発売されています。大人向け粉ミルクとは、赤ちゃん用の粉ミルクを主成分にしてビタミン・鉄、栄養素を大人向けにして販売している粉ミルクのことです。
何歳位の人を対象にした商品で、どんな風に健康にいいものなの……?注目されている大人の粉ミルクについて徹底調査してみました!親子で、おじいちゃんやおばあちゃんと3世代で粉ミルクの時代が来る……?
大人の粉ミルクとは?
大人の粉ミルクは、
・牛乳よりも栄養がとれる
・美容にいい
・健康によさそう
といったイメージで50代から60代になる女性で人気となっています。
大人向けの粉ミルクを販売しているメーカーは、森永乳業のほか、雪印ビーンスターク、救心製薬などがあります。それぞれの製品で、含まれている成分や味わいは違います。
粉ミルクのイメージは、赤ちゃんのためのものという印象です。丸い缶に入っている乳児用の粉ミルクが一般的な印象であるものの、最近では「大人のための粉ミルク」が販売されるようになってきました。粉ミルクは、食品から栄養を取ることができない乳幼児のために作られたものでした。赤ちゃんが飲む粉ミルクは母乳のかわりに飲むものです。この粉ミルク、栄養分が多いことに注目されて、60代女性が骨粗しょう症などの病気予防のために育児用粉ミルクを使用しはじめたこと、育児用の粉ミルクを大人が飲んでもいいかどうかの問い合わせが多くなってきたことに起因して、大人用の粉ミルクを販売しはじめたといいます。
どうやって使う?口コミは……?
大人の粉ミルク、使用方法は
・コーヒーに入れる
・ヨーグルトに入れる
・紅茶に入れる
・シチューに入れる
があります。
大人の粉ミルクを選ぶ時には、栄養素をチェックします。カルシウムはもちろん、ビタミンD、鉄など各種の栄養素が入っているか確認しましょう。また、牛乳でお腹が痛くなったり下痢になったりする人には、乳糖が少ない製品がおすすめです。
また、大人の粉ミルクはヨーグルト風味、抹茶風味といったバリエーションもあります。飲みやすい商品を選びます。
カロリーも気になる人は、1杯あたり高くないものを選んで。高いものでは90キロカロリーを超えることもあります。製品のパッケージをよく読み、カロリー量を計算してみましょう。
(余った粉ミルクを大人用にしていいもの?)
大人の粉ミルクの発売で、赤ちゃんの粉ミルクが余ったら大人用にしてもいいのかと思ったりします。しかし、それは避けておいた方がいいでしょう。一般的には、粉ミルクに乳糖(ラクトースとも呼ばれる)が入っています。赤ちゃんは分解酵素があるため、粉ミルクの栄養を分解することができます。しかし、大人は分解酵素が弱くなるので下痢やお腹のごろごろにつながってしまいます。余った粉ミルクは大人用にはしないのが一般的です。
また、牛乳でお腹がごろごろしてしまう人は、乳糖不使用の大人の粉ミルクを買うようにしましょう。
おすすめ製品①:森永乳業 大人のための粉ミルク ミルク生活
有名製品です。
・ラクトフェリン
・ビフィズス菌BB536
・シールド乳酸菌
・カルシウム
・中鎖脂肪酸
・鉄
・ラクトフェリン
を配合し、健康をサポートします。
森永乳業のオンラインサイトで購入できるほか、Amazon.co.jp(アマゾン)でも購入できます。カルシウムは150mg、鉄は1.5mg、ほか、ラクトフェリン、ビフィズス菌BB536、シールド乳酸菌、中鎖脂肪酸、DHAやミネラルが配合されています。カロリーは少し高く、93kcalです。
おすすめ製品②:雪印 プラチナミルクforバランス
商品名に「for バランス」と書いてあり、ビタミンやミネラルまで入っているバランスがいい大人の粉ミルクです。
カロリーは82kcal、カルシウム150mg、ビタミンD0.30μg、鉄は0.38mg、11種類のビタミン、8種のミネラル、DHA14mg、たんぱく質5.0mg入った量です。
雪印からは、写真のやさしいミルク味のほか、ポタージュ風味、抹茶ミルク味も販売しています。コーヒーのほか、シチューにも使用できます。
おすすめ製品③:救心製薬 大人の粉ミルク・ヨーグルト風味
救心製薬から販売されている大人の粉ミルクは、珍しいヨーグルト風味です。大人向けの粉ミルクは、乳糖を抑えているのでお腹がごろごろしてしまう人向け。牛乳を飲むと下痢になってしまうのでたくさん飲めない人は、こちらの商品を飲むのがいいのではないでしょうか。ヨーグルトにかけて混ぜて食べるなどもできます。カルシウムは240mg、1食分は33.5kcalです。鉄分は含まれていません。
50代や60代の女性を中心に飲まれている大人の粉ミルクですが、産後のママの回復期にも使うこともできそうです。妊娠中や産後は貧血などで体調が悪くなってしまうこともあるため、大人の粉ミルクを飲んで栄養回復してみるのもいいかもしれないですね。