最近ではシングルマザーやファザーが増えていますね。元々シングルの方もいますが、やむを得ない事情から離婚をしてシングルになる方も多いと思います。
離婚をしてから結婚はせず1人でいる方や良い縁があって再婚する方もいます。その割合はなんと7:3で再婚する方が圧倒的に多いそうです。
自分が1人身だったら初婚も再婚もさほど変わりはないけれど、本人または相手側が子連れだと少し話は変わってきますよね。実際子連れでの再婚は子供の年齢にもよりますが楽ではないことは確か。
普通の結婚と違い気を遣うべきことや気を付けることは色々あります。
そこで今回は子連れでの結婚生活を上手に送れるように気をつけるべきことをまとめてみました。
結婚を意識したら
お付き合いしている中でお互いに結婚を意識し始めたら2人でデートではなく、子供も一緒にお出掛けして相手との関係を少しでも深めておくのはとっても大事です。
突然家にあまり知らない人が一緒に住むようになったら状況の把握が難しい子供にとってとても苦痛になるからです。子供の年齢にかなり関係がありますが例え子供が大きくても嫌がらないのであれば一緒に出掛けることをおすすめします!
子供に隠れてこそこそするよりは、一緒に楽しく過ごす方が子供にとってもとても良いことなんですよ。
また相手の方の理解も必要になるので子供に会わす前には一度2人でよく話し合うことも大切です。子供が何が好きか嫌いかなど子供の情報を相手に話しておくこともとっても良いと思います。
無理強いしない・うそをつかない
どうしても子供には相手の人のことをお父さんやお母さんと呼ばせたいとは誰もが思うこと。これは相手の方に気を使っているからそう思うものです。
子供が小さければそれも自然に出る言葉なのですが、ある程度子供が大きいとそれも難しいのが現実。
子供が懐いているように見えても言葉でお父さん・お母さんと言わない子もたくさんいます。それは本当のお父さんやお母さんがいるのを分かっていることなど子供にも様々な理由があるもの。
これを無理に言わせようとしたりするのは絶対にNG。
また子供に相手の人のことを聞かれたときなどにうそをつくこともNGです。その場はそれで逃げられても内容によってはその後子供にバレることがあります。些細なことでも親に対して不信感を感じるような言動はNGです。
親である時間
再婚でも新婚の時期は特に夫婦2人でいる時間をたくさん持ちたいのは誰でも同じです。しかし、子連れでの再婚の場合は子供の起きている時間帯は2人とも子供の親として家族の時間を大切にするようにしましょう。
子供は些細なことで自分は邪魔なのではないか?とか愛されていないと感じてしまうので子供の起きている時間は子供優先を心掛けることがとっても重要です。
また、それまで子供としていたことがあれば再婚をしても続けることも大切。そのことが家族で出来ることならばみんなでやってみるのも良いですよ。
相手の方と子供との関係をより良いものにする為にも子供を第一に優先することが何よりも大切なのでその旨は相手の方に事前にお話ししておくのも良いかもしれないですね。
怒るとき
子供に注意をする・怒るなどの基本的に嫌な役回りは子供の実の親がするのがベスト。どうしても子供を叱る役目は子供に嫌われます。血のつながりのある親子であれば、嫌われてもどうってことのないこと。
しかし、血のつながりのない親がそれをしてしまうと本当に嫌われてしまう可能性もある為にこの場合は宥める役目や子供の話を聞いてあげる側につくのがベスト。こうして役割を分担することは、子供に逃げ場(居場所)を与える為にもとっても良い方法なのです。
再婚家庭でなくても子供を叱るときには2人が怒るのではなく片方は必ず子供を宥める役目をしましょう。
子供の年齢が大きくなると、抱える問題も大きくなってきます。中にはまさかと思う内容もあったりしますが、とにかくどんな状況であってもこの分担だけは続けていくようにしましょう。
これは子供の年齢に限らず実行することがとっても大事なので事前に話し合っておくと良いですよ。
まとめ
子連れでの再婚ではとても難しい問題がたくさんあります。夫婦間だけでなく、相手のご両親や相手にも子供がいるなど多くの人が関わればさらに難しい問題が起きてくる可能性が増えます。
子供にも再婚を喜んでもらえる為には多くのことに気を使うことは確かです。
なので、子連れでの再婚を決める際には慎重に行うことがベストです。子供の年齢によっては再婚を嫌がる子もいると思います。そんなときも無理強いはしないのも大切なことです。
親の離婚で一番の被害者は子供。その子供の心を乱さない為にも子供の意見は第一に聞いてあげてくださいね。
子連れで再婚を意識したら慎重に時間を掛けて素敵な再婚生活が送れるように2人で話し合ってくださいね!