母乳育児のママの悩みはなるべくなら卒乳まで母乳で育てたいと言うこと。しかし、様々な理由で最初から母乳の量が足りないママや出産後数か月して母乳が出なくなってしまうママもいて母乳の悩みは百人十色。母乳の量が足りない程度であれば粉ミルクとの混合という方法もあるけれど突然全く出なくなってしまったら困惑しちゃいますよね。
数ある母乳の悩みの中でも最も困る母乳が出なくなってしまう原因とその対処法をまとめてみました!
血行不良
母乳は血液から出来ているのはご存じですよね?なので血行が良くないと母乳の出が悪くなったり突然出なくなったりしちゃいます。冷え性の方は特に気を付けたいですね。
生姜湯を飲んだりお風呂でゆっくりと温まったり足湯を定期的にする等して血行を良くするような努力をしてみると母乳がまた出るようになるかもしれません。また暑い時期でも冷たい飲み物や食べ物はなるべく避けて温かいものを摂るようにしましょう。足元を暖かくしておくのも忘れずに!
水分の不足
母乳の8割は水分から出来ています。通常1日に必要な水分は2リットルと言われているので授乳中のママはそれ以上の水分を摂らないと水分不足になってしまいます。かと言ってあまりにも過剰に水分摂取してしまうと身体がむくんでしまったりする原因にもなるので授乳の後・お風呂の後・朝起きたら水分を摂るように決めておくと忘れずに済みます。
またこの時に冷たい水だと身体を冷やしてしまうので、常温の水や暖かい飲み物がお勧めです。水分をしっかり摂っているとさらさらの母乳になり質も良くなるんですよ!
疲労や睡眠不足
この時期の赤ちゃんには数時間おきの授乳が必要で睡眠不足のママも多いはず。実は母乳を分泌するプロラクチンと言うホルモンは睡眠中に分泌されるので過度の睡眠不足だとこのホルモンが分泌されないので母乳が出なくなってしまう原因になってしまいます。また疲労やストレスも母乳に大きく影響すると言われているのでパパや義父母に協力してもらい身体を休める時間も必要ですよ!
偏食
偏食をしていると母乳の質が悪くなる他に母乳が出なくなってしまう事があります。栄養の偏りがあると血液がドロドロするように母乳もドロドロしてしまい味も美味しくないそうです。
美味しい母乳を赤ちゃんにあげる為にも栄養のバランスを考えて食事をしましょう。
また野菜は温野菜にしたり野菜スープにするなどして身体を冷やさないように工夫すると良いですよ!
まとめ
いかがでしたか?身体を冷やしたり偏食をせずに適度に身体を休めていれば母乳の出も増えるはず!しかし、しこりのようなものがあったり何かいつもと違う感じがある場合には掛かり付けの医師に早めに相談しましょう。赤ちゃんはママの身体から出る母乳を飲んで育つので、ママの身体の管理はとっても大事!赤ちゃんに美味しい母乳を飲んでもらいすくすく育ってもらうには自分の体調管理が大切です。
また母乳育児だけにこだわらずにミルクとの併用も視野に入れて考えるといくらか気分も楽になりますよ。