幼稚園に入るとはじめる「のり」の授業。2歳から?3歳から?いつからはじめられるのでしょうか。
最近では”でんぷんのり”のほか、スティックのりもあるので、別にのりの使い方を覚えなくてもいいかなと思っていましたが、幼稚園の保育参観などを見ていると、こうさくが上手な子、あまり上手じゃない子の違いは「のりの使い方」にあったようなんです。
のりを使う時に気をつけることとは?そして、私の体験談とは……?
「のり」っていつから始められる?
のりと聞いてイメージするのは、小さい頃、幼稚園や小学校で使っていた「でんぷんのり」。ボトルに入っていたり、チューブに入っていたりすることもありました。ただ、最近ではでんぷんのり以外の商品も出ています。家ではスティックのりや、修正テープのような手の汚れないのりを使っている人も多いかもしれません。
実は、私自身も家庭では手が汚れないスティックのりを使っていて、子供のこうさくも同じくスティックのりを使わせていました。
ただ、幼稚園ではでんぷんのり(ボトル)を使うみたいでした。そこで、家でも似たようなでんぷんのりを使って練習!
最初は
・新聞紙やちらしのいらない紙を机に敷いて
・ぬれたふきんやタオルを用意して
使わせます。
我が家では3歳になってからでしたが、ドリルを見ると2歳児からはじめることができるようです。
「のり」の基本の使い方
幼稚園の保育参観に行き、先生が教えていたのは「米粒大」。のりは、ほんのちょっとだけ指先にとって、ぬりたい場所に「ちょんちょん」とつける。そして、指をすーっとすべらせるようにして伸ばします。
「米粒大」と言ってはいても、それより多めに取ってしまうのが子供たち。ほんのちょっとでいいんだよ、と伝えるためにも「米粒大」と説明してみましょう。
塗った後は、用意しておいたぬれたふきん、タオルで指先をふきます。
便利なのりではなぜダメなの?
便利なのりが出てきていて、スティックのり、テープ状ののりもあります。我が家もスティックのりを使わせていたので、指先の汚れるでんぷんのりは敬遠していました。ただ、幼稚園や小学校で使うのは、まだ「でんぷんのり」のよう。
保育参観でこうさくをしている様子を見ていると、我が子も含めてでんぷんのりに慣れていない子は難しくて紙の外にのりをはみ出させてしまうんですね。そして、汚れた手で表面を触ってしまうので、仕上がりがあまりキレイじゃありませんでした。
それに対して、でんぷんのりを使い慣れている子は、出来上がるのも早く、仕上がりもきれい。
我が子は幼稚園ですが、将来的に小学校になったときの図工の成績のことを考えても、のりはでんぷんのりで慣れさせておいた方がいいのかもしれないと感じたりしました。
おすすめ教材:『2歳はじめてのはさみ・のり』
はさみ、のりを2歳児からはじめることができるドリルです。千葉大学の名誉教授、多湖輝先生による早期教育を提唱する人のドリルは、累計3700万部突破シリーズ。シリーズを5冊以上おけいこすると、賞状の「がんばり賞」、記念品をもらうことができます。
はさみとのり、セットで遊ぶことができる内容で、できあがったもの(おもちゃ)で遊ぶことができるのも楽しいもの。工作の面白さに目覚めることができます。
価格は713円です。
おすすめ教材②:『くもんのすくすくノート はじめてのきりえ』
価格はAmazonで288円。約300円ほどで購入することができるくもん出版の『くもんのすくすくノート はじめてのきりえ』も対象年齢は2~4歳。幼稚園の入園前に遊ぶことができます。
はさみ、のりの2つの練習をすることができます。
面倒な時はスティックのりを使わせたりもしますが、できるだけでんぷんのりを使う機会も与えています。2歳からはじめられる「のり」練習。周りのママは早くからやらせているのかも……??