お腹の中で日々大きく成長している、愛しい我が子。
親としては、将来賢い子どもになってくれれば・・・と願ってしまいますよね。
胎児の心や能の発達は、お腹の中にいる時に受ける刺激や母親の精神状態が影響することが、最近の研究で分かってきているようです。
お腹の中の赤ちゃんが、将来賢い子どもになる手助けが、妊娠中の今からでもできるのであれば、是非取り組みたいですよね。
ここでは、明日からでも早速取り入れる事ができるような、簡単な方法を5つご紹介します。
1.話しかける
最近の研究の結果、お腹の中の赤ちゃんは生まれる10週間ほど前には、母親の声を認識して聞いている事が分かっているそうです。
そのため、お腹にいる赤ちゃんへの話しかけは、生まれた後の赤ちゃんの言語の習得に有意義であると言えるそうですね。
日々のお腹の赤ちゃんへの語りかけはもちろんですが、絵本を読み聞かせてあげるという事も効果があるそうです。
母親の声は、胎児にとって一番近くで聞こえる声なので、妊娠中は自分の話している内容が赤ちゃんにも聞こえている事を頭の隅において、なるべく穏やかな言葉を使うように心掛けたいものですね。
2.運動
運動をすると幸福ホルモンが体内に分泌されて気持ちがよくなりますよね。
これって、お腹の中の赤ちゃんも同じなのだそうです。
運動をすることで分泌されるホルモンは、胎盤を通じて胎児にも届き、最大に8時間もの間お腹の赤ちゃんは良い気分に浸れるそうです。
また、運動することで子宮を含む、体内の血流が良くなるため、胎児の発達にも良い影響をもたらします。
更に、最近の研究では、妊娠中の運動は、胎児の能にある学習や記憶に関係する海馬のニューロンの数を増やす事もわかっているそうです。
そうとわかれば、まずは軽いストレッチやウォーキングからでも、是非取り入れたいものですね。
3.マッサージ
20週を過ぎるあたりからは、お腹を優しくマッサージする事もおすすめです。
お腹の中の赤ちゃんは、お腹を触れる感覚から、その手が母親のものか、父親のものか、はたまた他人のものかが認識できるとも言われています。
優しく触れ、マッサージする事で、赤ちゃんの精神状態を穏やかにする効果があるようですね。
4.リラックス&ストレスフリー
母親が妊娠中にリラックスした状態でなるべくストレスフリーで過ごすことは、胎児の発育に少なからずとも影響することが分かっています。
ストレスは健康状態の悪化につながってしまい、その結果低体重の赤ちゃんや早産などにもつながってしまう可能性があるそうです。
また、妊娠中極度のストレスを抱えていた母親から生まれた子どものIQは、低い傾向にあるという事も最近の研究から分かっています。
一方、ストレスフリーで穏やかな妊娠生活を過ごしている母親の赤ちゃんは、感情の発達も優れているそうですよ。
なにかとストレスを感じる事が多いとは思いますが、何かストレスを発散できるような事を見つけて、できるだけストレスフリーな妊婦生活を過ごしたいですね。
5.音楽
胎児は、音楽が大好きです。
音楽は、セロトニンといった、幸福を感じる神経伝達物質の放出を助けるとも言われています。
胎児は28週を過ぎる頃から、外の音を聞くことができるレベルまで耳の機能が発達していると言われていますので、音楽を聞かせてあげることで、お腹の中の赤ちゃんは落ち着いて満足して気分になれるようですね。
また、生まれた後もその記憶は残っているようで、妊娠中に音楽を聞かせてあげていた赤ちゃんは、音楽を聴いたり歌うことが良い気分に繋がるという事を認識しているようです。
「胎教に良い〇〇」といったものをわざわざ購入せずとも、ママの好きな曲を一緒に聞いたり、ママの声で歌を歌ってあげるだけでも十分効果があるので、すぐにでも始めることができそうですね。