お子さんの食事の幅が広がり歯も生え揃うと、次に心配になるのは虫歯ですよね。
毎日仕上げ磨きをしてあげていても、それが正しい方法なのかモヤモヤされているママも多いと思います。
ここでは、子どもの虫歯の特徴を5つご紹介させていただきます。
永久歯の虫歯とは少し違う点も多いので、子どもの歯についての知識も身につけて、お子さんの歯のケアをしてあげてくださいね。
1.子どもの虫歯は黒色ではなく白い
一般的に虫歯は黒色や茶色のイメージがありますが、虫歯には黒い虫歯と白い虫歯があるのです。
きっと知らなかったママも多いのではないでしょうか。
黒い虫歯は進行がゆっくりな虫歯で、白い虫歯は進行が早い虫歯です。
子どもの虫歯は白い虫歯が多いので、虫歯になっていても気づくのが遅れて、気が付いたときにはポッカリと穴が開いてしまうこともあるのだそうです。
http://moomii.jp/kosodate/toothdecay-children.html
2.歯と歯の間にできやすい
乳歯の歯と歯の間、特に奥歯と奥歯の間の汚れは、歯ブラシではなかなか綺麗に磨けません。
歯磨きや仕上げ磨きの際にデンタルフロスを使用する必要があるのです。
幼児用のデンタルフロスも色々販売されているので、探してみてくださいね。
3.上あごの前歯にできやすい
1~2歳を過ぎても、哺乳瓶でミルクを飲んでいるお子さんのママは気をつけてくださいね!
歯が揃ってからも、哺乳瓶を使用して甘いものを飲んでいると、特に上あごの前歯が虫歯になる可能性が高くなるので、なるべく控えるようにしましょうね。
同様に、歯が生え揃っても、まだ夜中の沿い乳をしているお子さんも注意が必要。
寝ている間は、唾液の分泌が少なくなってしまうため、やはり虫歯になるリスクが高くなります。
虫歯を予防するためにも、お子さんの歯が生え揃ってきたら、そろそろ卒乳を考えましょうね。
4.歯と歯茎の間にできやすい
汚れがたまりやすい歯と歯茎の間ですが、特に小さな子どもは歯茎も柔らかく、仕上げ磨きの際にも痛がって歯と歯茎の間のブラッシングを嫌がるお子さんも多いのではないでしょうか?
ママは色々工夫をして、痛くない角度や痛くない歯ブラシなどで、磨き残しのないようにしたいものですね。
5.乳歯の虫歯は神経まで進行するのが早い
乳歯は神経が大きく、外側を覆うエナメル質と象牙質の厚みも薄いので、虫歯になると一気に神経まで達してしまうようですね。
自宅でのチェックでは見逃してしまう事も多いので、定期的に歯の検診を受けさせてあげましょう。