ワイシャツがピシッとなるアイロンがけのコツ教えます

4,927 views

ワイシャツ姿の男性って、素敵だと思いませんか?でも肝心のシャツがよれよれだと、魅力も半減・・・。

大切な人には、いつもピシッとカッコよくいてほしいですよね。

アイロンは苦手、という人も多いかもしれませんが、しっかりポイントをおさえれば面倒くさくありません。

これでワイシャツをクリーニングに出す必要もなくなるかもしれませんよ!



まずは道具から

必要な道具は、まずスチームアイロンとアイロン台です。アイロンが苦手で、今から道具をそろえます…という人は、人型アイロン台を選んでみてください。台が曲線に作られているので、衣類の微妙な曲線に合わせて履かせたり被せたりすることができます。使いこなせれば、アイロンがぐっと上手にかけられるようになりますよ。
それに加えて、霧吹きやスプレーのりがあると完璧。霧吹きで湿らせたワイシャツにスプレーのりをかけ、軽くたたんで数分おくと、のりがシャツ全体になじんでパリッとかかります。スプレーのりだけだと焦げの原因になりやすいので、注意してくださいね。

手順① 襟とカフス

アイロンをかける場所の順番を、しっかりと覚えましょう。無意識でも手が動くようになれば、アイロンがけがグッと楽になります。

まず、襟とカフスに左右からかけていきます。右から真ん中まで、次は左から真ん中まで、というように布のたるみを真ん中へ集めるようにして表も裏もかけましょう。反対側を軽く引っ張ると、かけやすくなります。
襟の表裏をかけた後に、襟を折る部分の縫い目に沿って、アイロンの先端をくっくっと押し付けるようにすると、襟がきりっと折れてカッコいいですよ。

手順② 両袖をかける

袖をかける時はまず、背中側からかけていきます。脇側の縫い目を基準にして、袖全体を手できれいにならしましょう。縫い目に沿うようにしてアイロンを置き、上方向(縫い目の反対側)へアイロンを動かします。袖口は、カフス方向へ向かって動かしましょう。
次に前身ごろ側も、袖を表に返してまた縫い目から同じようにかけます。袖のタック部分は、袖の中にアイロンを突っ込むようにして内側からかけるのがコツです。袖の中に10cmぐらいアイロンの先を入れて、袖口1周にかけましょう。

手順③ 背中にかける

背中部分は、シャツの内側からかけます。背中がアイロン台に当たるように置き、背中全体をアイロンがけしていきます。アイロン台が細い時は、半身だけかけて、そのまま手順④にうつりましょう。かけ終わったら、残り半身を③→④と繰り返してかけます。
また、背中全体にかけたら背中のタックも忘れずに。手順③が終わったら、タックが裾まで一直線になるようにして、両手でピンと引っ張ります。タックの裾部分を引っ張ってキープしたまま、アイロンを首側から裾側へと動かしましょう。

手順④ 前身ごろとポケット

背中が終わったら、脇の線を基準にしながら前身ごろを背中に重ねましょう。そしてボタン側から脇側へとアイロンを動かします。この時、脇を軽く持つとかけやすくなります。脇は見えにくいので、あまり神経質にかける必要はありません。ただ、背中のタックがずれないように、気をつけて。
前身ごろをかけた後、襟の付け根部分の縫い目もアイロンの先端で押さえておくと、着た時の襟まわりがキリッとしてくれます。
最後にポケットをかけて、終了です。

いかがでしたか?ピシッとアイロンがけしているシャツは着ている人だけでなく、見る人が見れば、妻や彼女としての好感度もアップされるはず。さっそくチャレンジしてみてくださいね!

こんな記事も読まれています