赤ちゃんの睡眠の時間がある程度一定して来ても、時には睡眠が妨害されるのを、避けられないこともあります。いつもはよく眠れる赤ちゃんでも、眠りが浅い日や、なかなか寝つけない夜もあるのです。
それが、どういう時かを考えてみたいと思います。
歯が生え始めた時
赤ちゃんの歯が生え始めた時は、歯茎が腫れたり、よだれが出たり、むず痒がったり、また赤ちゃんによっては、微熱が出る場合もあります。
ベビーショップなどで、赤ちゃんの歯固め専用のおもちゃが売られていますが、直接お口の中に入れるものなので安全性が心配ですね。
今はジェルタイプで凍らせてカミカミさせる物もありますが、使用するのに抵抗がある場合は、ガーゼを洗い、角の一部分を濡らしてフリーザーに入れて、凍らせて赤ちゃんに与えて吸わせる方が、安全だし、赤ちゃんも気持ちがいいのではないかと思います。
急激に成長するとき
この時期の赤ちゃんは、空腹で目が覚めてしまうことがあります。
そんな時は、おっぱい(ミルク)を与えましょう。
でも、次の日からは日中のおっぱいの量を、増やすことが大事です。
数日続くこともあると思いますが、摂取カロリーを増やすことで防ぐことが出来ます。
おむつが汚れてしまった時
うんちをしてしまった場合は、たいていの赤ちゃんは目が覚めてしまうでしょう。
眠っている間のうんちに、自分でも驚いて、泣いてしまう赤ちゃんもいます。
こういうときは、なるべく赤ちゃんに刺激を与えないように、薄明りをつけておむつを替えましょう。
そして、安心させてから再び、寝かせます。
手足を自由に動かせるようになった時
手足を自由に動かせるようになった赤ちゃんは、手足の関節がうずきます。
運動不足の大人が、久し振りに運動をしたときに生じる現象と同じで、手足の震えがおさまった後も、エネルギーのレベルが上がり、血液の循環も良くなっています。
赤ちゃんにも、これと同じような現象が起こり眠れないこともあるようです。
固形食を始めた時
固形食を食べるようになった赤ちゃんは、お腹に溜まったガスのせいで、目を覚ましてしまうことがあるようです。
固形食は、いつどんな物から与えたらいいのか、あらかじめ健診の時などに医師に相談しておくと、安心だと思います。
離乳食の内容については、半年くらいは記録しておけば、アレルギー反応を起こした場合など、食事内容が分かり、診断しやすくなるようです。
この他にも、赤ちゃんが夜中に突然目覚めてしまうことは多々あると思いますが、その際どんな原因であっても、赤ちゃんと遊んでしまう事は避けましょう。
赤ちゃんに遊びの時間だと誤解させてしまうと、次に日も遊んでほしくて目覚めてしまう可能性もあります。